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AsiaNet 201157 (0271)
【青島(中国)2025年10月17日新華社=共同通信JBN】第10回中国国際著作権博覧会(China International Copyright Expo、CICE)と2025年国際著作権フォーラム(International Copyright Forum)が2025年10月16日から18日まで、山東省青島市で開催されています。本イベントは中国国家版権局(National Copyright Administration、NCA)と世界知的所有権機関(WIPO)が共催、山東省版権局と青島市人民政府(Qingdao Municipal People's Government)が共同主管しています。
「デジタル時代のクリエーティブ産業:著作権主導型発展の再考(Creative Industries in Digital Age: Reimagining Copyright-Driven Development)」をテーマとする本フォーラムには、国内外の著作権分野から400人を超える著名な代表者が集まりました。参加者は、中国の革新的な著作権慣行が同国の社会経済の発展を促しただけでなく、世界の著作権発展に新たなチャンスをもたらしたとの認識で一致しました。今後、国際著作権コミュニティーは、国際的ガバナンス枠組みの精緻化、著作権保護メカニズムの強化、越境協力の拡大を優先課題としていきます。本フォーラムで、NCAとWIPOは共同で「2025年中国著作権金賞(China Copyright Gold Awards)」を発表、NCAは主要な著作権計画を紹介しました。
「デジタルインテリジェンスが未来をリードし、著作権が革新的発展を促す(Digital Intelligence Leads the Future, Copyright Promotes Innovative Development)」をテーマに掲げる本博覧会は、約5万平方メートルに及ぶ5つのテーマゾーンを設定。57の代表団と1100社超の企業が参加し、著作権デジタル化とインテリジェントイノベーションの世界的成果にスポットライトを当てました。本イベントは、第14次5カ年計画期間における中国の著作権事業の歴史的発展を振り返るとともに、著作権製品の展示、取引にとってワールドクラスのプラットフォームであることを実証、国際著作権分野における深い交流と対話を促しました。初日には、活気ある文化交流イベントやプロモーションロードショーが開催されました。
主賓省である山東省は、同省ならではの著作権の強みと発展の軌跡に基づく4つのパビリオンで「山東著作権:イノベーションの受容(Shandong Copyright: Embracing Innovation)」展示を行いました。この多角的展示は、著作権デジタル化における山東省の技術的ブレークスルーを強調するとともに、知的財産イノベーションにおける同省の中核的強みをより強固なものにしました。
ソース:Qingdao Municipal People's Government