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香港コンベンション&エキシビションセンターで協定締結
AsiaNet 201074 (0205)
【海口(中国)2025年9月19日新華社=共同通信JBN】海南自由貿易港(Hainan Free Trade Port、FTP)の全島的な特別税関運営の開始まであと100日となったことを記念して、9月9日にHainan FTP Promotion and Policy Interpretation Conference(海南FTPプロモーションおよび政策解釈会議)が香港コンベンション&エキシビションセンターで開催されました。
このイベントは海南省政府が主催し、海南FTPの政策と成果、および全島的な特別税関運営開始後の機会に関する香港の人々の理解を深め、2つの場所のより深いつながりを構築することが狙いでした。
中国共産党海南省委員会書記のFeng Fei氏はこの会議で、広東・香港・マカオ大湾区と海南FTPの建設はいずれも国家の重要な戦略であり、両者の相互作用は新たな発展パターンの構築と国内外の双循環の原動力になると述べました。海南FTPは2025年12月18日に全島的な特別税関運営を開始する予定で、これは海南FTPの発展における新たな段階を示すものだとFeng氏は述べ、海南省は香港との協力を深化させ、それぞれの強みを生かして、地域における両者の影響力とアウトリーチを一体的に拡大していくと付言しました。
香港特別行政区(HKSAR)政府商務経済発展局長のAlgernon Yau氏は、香港と海南省の協力を促進するというコミットメントを再確認し、香港の強みを最大限に活用して、広東・香港・マカオ大湾区と海南自由貿易港の協調的発展を推進することを約束しました。同氏はまた、中国の質の高い発展と経済のダイナミズムに貢献する互恵的なパートナーシップの構築を目指して、国際的なプロジェクトを海南省に誘致し、海南省の海外市場への投資を促進する計画を強調しました。
海南省国際経済発展局のTang Huaディレクターは、美しい生態環境、幅広い市場影響力、高い経済開放性、強い人材誘致力など、海南省の優位性について詳しく述べました。同氏は、香港は世界クラスの科学技術研究開発(R&D)能力、強固な金融サービス、そして国際的な人材へのアクセスなど、海南省の企業に不可欠な支援サービスを提供していると指摘しました。
このプロモーションイベントでは、文化観光、テクノロジー、食品加工などさまざまな分野にわたる12件の協定が締結され、400人を超える参加者が出席しました。
Department of Finance of Hainan Province(海南省財政局)によると、海南省は9月11日に香港で、償還期間3年、5年および10年の50億人民元(RMB)のオフショア人民元地方債を発行しました。今回の発行は3つのトランシェで構成され、3年満期の持続可能開発債、5年のブルーボンド、そして10年の航空宇宙関連債が含まれます。調達された資金は主に、海洋保全、社会福祉、航空宇宙分野における主要な科学研究およびインフラプロジェクトの支援に充てられます。
ソース:The People's Government of Hainan Province