2025年大阪・関西万博:アブルッツオ州が文化と投資でイタリアパビリオンの主役に - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY
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2025年大阪・関西万博:アブルッツオ州が文化と投資でイタリアパビリオンの主役に

 
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イタリアパビリオンの主役に

*「私たちは、ここで日本の人々を魅了する」とマルシリオ知事が万博で

【大阪2025年6月17日ANSA=共同通信JBN】アブルッツオ州を特集するウイーク(一週間)が、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンで開幕しました。開会のテープカット式には多数の来場者とともに、アブルッツオ州のマルコ・マルシリオ(Marco Marsilio)知事、2025年大阪・関西万博のイタリア政府代表(Commissioner General)であるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)氏、同州労働・産業局評議員のティツィアーナ・マニャッカ(Tiziana Magnacca)氏、同州議会の「イタリアの同胞(FdI)」党代表マッシモ・ベレッキア(Massimo Verrecchia)氏、観光局政務次官のダニエレ・ダマリオ(Daniele D'Amario)氏らが出席しました。

マルシリオ知事は、万博は「全世界が対話し、すべての人がそれぞれの特色を紹介する機会を提供する場です」と述べました。さらに同知事は「私たちの目的は、文化、観光、社会、食とワイン、産業などにおける協力関係を強化するために、日本、ひいてはアジアの人々を魅了することです」と話しました。

マルシリオ知事は、協力関係は「すでにたくさん出来ています」と述べました。なぜなら「日本は深くアブルッツォと関わっており、アブルッツォも深く日本と関わっているからです。私たちは、今後もこのつながりを強化していきます」と指摘しました。

アブルッツォ州に進出している本田技研工業、デンソー、Pilkington(NSGグループ)といった企業は、同州を特集したウイークにおいて中心的な存在になります。こうしたつながりを軸に、経済や食とワインなどに焦点を当てた7日間のイベントが開催されます。また、「Abruzzo Soundscape: music, territory and live mixing(アブルッツオ・サウンドスケープ:音楽、地域、ライブミキシング)」などのアートパフォーマンスも披露されます。

初日は、キエティ大学建築学部が中心になり、「Design amid tradition and innovation. Cultural heritage, craftsmanship and sustainability between Italy and Japan(伝統と革新のデザイン-イタリアと日本の文化遺産・職人技・持続可能性)」をテーマとしたパネルディスカッションが開催されました。当日は続いて、「日本アブルッツォ(Japan Abruzzo)」協会の主催により、アレッサンドロ・バリニャーニ(Alessandro Valignani)、ラファエレ・ウリッセ・バルボラーニ(Raffaele Ulisse Barbolani)、ガブリエーレ・ダンヌンツィオ(Gabriele D'Annunzio)など、日本と関わりの深い歴史的人物に捧げられた文化イベントが行われました。
こうした取り組みにより、投資を誘致する上での恵まれた機会がもたらされます。

2025年大阪・関西万博のイタリア政府代表であるマリオ・バッターニ氏は、アブルッツォ州にとって「日本の存在は非常に重要です」と強調し、これは「人的・文化的関係による結び付き」、そして例えば「地震が多発する地域に住んでいる」といった「共通の試練による結び付き」に基づいていると述べました。

さらに同氏は、「しかしそれだけではありません。それは回復力、想像力、創造力について語る場でもあります」と述べ、アブルッツォ州がイタリアパビリオンに設けたスペースには「それが存在するのです」と語りました。

アブルッツオ州労働・産業局評議員のマニャッカ氏は、イタリアと日本の間で「すでに50年以上も続いている関係を確固としたものにする」だけでなく、「その関係を発展させる」ことが必要と指摘しました。同氏は、今週は「アブルッツオ州がいかに企業にとって極めて強力な競争力を持ち、魅力的であるか」ということを披露する機会になると述べました。

マニャッカ氏は特に職人技について、「これは日本の人々が非常に興味を持っている分野」であり、「私たちの州が日本の人々の興味と好奇心を満たすことができると確信しています」と述べました。

マニャッカ氏は、アブルッツオ州は「日本の企業家にとって、安全で堅実かつ強力な地域を求める人々が確信をもって投資でき、そして新たな雇用を創出しようと考えるすべての人々が、大きなチャンスが提供されることを確信して投資できる、競争力のある地域です」と締めくくりました。

アブルッツオ州議会の「イタリアの同胞(FdI)」党代表であるマッシモ・べレッキア氏は、2025年大阪・関西万博に出展すること、そして非常に多くの一般市民がそれに参加してくれることは、「私たちにとって特に誇らしいことです。それは地域が持つべき知識とプロモーションの力を示すものだからです」と強調しました。

 
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

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