2025年大阪・関西万博:プーリア州がイタリアパビリオンで航空宇宙産業と投資を紹介 - Kyodo News PR Wire|RBB TODAY
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2025年大阪・関西万博:プーリア州がイタリアパビリオンで航空宇宙産業と投資を紹介



 
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*「テクノロジーにおける卓越性を紹介」とデッリ・ノーチ審議官

【大阪2025年5月13日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンでは、5月17日まで開催されるイベント、討論会、展示でプーリア州が主役になり、同州の航空宇宙産業、現地の食品やワイン、投資、音楽、芸術、文化にスポットライトを当てて紹介します。

このテーマウイークは、Technological aerospace district(DTA、航空宇宙技術地区)の協力を得て選ばれた、南部地域の中小企業や革新的な新興企業が製造した製品やプロトタイプを展示するショー「Puglia, making a splash in the new space economy(新しいスペースエコノミーで注目を集めるプーリア州)」の始まりとともに開幕します。

実際、プーリア州は将来のモビリティの影響に関する国際社会の認識を高め、地域の卓越した技術力を促進し、同州が提供する航空宇宙分野への投資機会を紹介することを目的に、大阪・関西万博の「未来のコミュニティとモビリティ」ウイークに参加しています。

プーリア州のアレッサンドロ・デッリ・ノーチ(Alessandro Delli Noci)審議官は、2025年大阪・関西万博は「イタリアが1つの国家システムとしての自国を紹介すると同時に、地方のアイデンティティーと特質を披露できる」機会であると述べました。同審議官によると、この機会を活用することで「プーリア州における航空宇宙産業分野の技術的卓越性を知ってもらい、広範かつ統合された航空宇宙サプライチェーンの一部として、この地域における協力と投資の機会を紹介する」ことができます。

デッリ・ノーチ審議官が報告した以下の数字が示す通り、航空宇宙の分野は地域経済にとって戦略的な産業です:「プーリア州の航空宇宙産業の売上高は15億ユーロを超え、輸出は2024年に約3億2600万ユーロに達し、同州の航空宇宙産業で働く従業員は7500人、研究者は500人」

プーリア州代表団は、2025年大阪・関西万博のイタリア副コミッショナーであるエレナ・スガルビ(Elena Sgarbi)氏の歓迎を受けました。

スガルビ氏は「どの国においても、私たちの芸術と文化は高く評価されています」と述べ、イタリアパビリオンでイタリアが紹介するイメージは「海外で一般的に知られている姿よりもはるかに多岐にわたっています」と続けました。さらに同氏は、「しかしイタリアが重要な役割を担っている先駆的分野の技術的豊かさや革新性については必ずしも知られていません」とし、プーリア州の航空宇宙産業を例に挙げました。

Department of tourism, the economy, culture and the promotion of the territory of the Puglia region(プーリア地域観光・経済・文化・地域振興部門ディレクター)のAldo Patruno氏は「自分たちの歴史、アイデンティティー、記憶に関する知識がなければ、現在も未来もありません」と述べました。

プーリア州に特化したスケジュールには、DTA、Aeroporti di Puglia(プーリア空港)、Pugliasviluppoと協力し、機関や日本のパートナーの参画を得て、新しいスペースエコノミーにおける開発と投資の機会に焦点をあてた多数のイベントがあります。

また、Department of Tourism and Culture(観光文化局)がAgency Pugliapromozione(プーリア州地域観光局)と共に2025年大阪・関西万博に参加し、Foundation Pino Pascali(ピーノ・パスカーリ財団)およびFoundation La Notte della Taranta(ラ・ノッテ・デラ・タランタ財団)とともにアクティビティーを企画し、現地の芸術、デジタルイノベーション、フォークミュージックなども紹介します。

展示会は、バーリのPinacoteca Metropolitana Corrado Giaquinto(ピナコテカ・メトロポリターナ・コッラード・ジアキント)に展示されている、プーリアのアーティスト、ピーノ・パスカーリ(Pino Pascali)による名作「9 metri quadrati di Pozzanghere(9平方メートルの水たまり、1967年)」の展示用コピーのおかげで、より貴重なものになるでしょう。この作品は、地球上の水に満ちた表面(穴は生命維持要素としてのゆりかごを表現)や、宇宙を探査する月面を想起させるなど、創造性とテクノロジーのつながりを例証し、芸術とイノベーションを表現した傑作です。

大阪・関西万博の来場者は、マルチメディアとインタラクティブなインスタレーションの「Cinque bachi da setola e un bozzolo(5匹の「ケムシ」とマユ、1968年)も楽しめます。このアーティストによる2つの象徴的な傑作は、ピーノ・パスカーリ財団との協力により、国際的に公開されます。

また、「Puglia: Unexpected Italy, 5 World Unesco Heritage Sites(プーリア:意外なイタリア、5つのユネスコ世界遺産」のイベントも予定されています。

さらにプーリア州は「Exhibition niche」スペースで、貿易、職人技、企業の国際化を促進する部門が主催した公募を通して選ばれた人材のたたえ、現地職人の手作りによりデザインされたオブジェや伝統工芸品のセレクションを展示します。

卓越した農業食品(アグリフード)分野と現地の料理にも特別な関心が寄せられます。農業・農村・環境開発部は、プーリア州の高品質な食品と栄養教育を促進するための3年計画(2024-2026年)に基づき、イータリー(Eataly)との協力のもと、伝統的な食品のほか、DOP(原産地名称保護)、IGP(地理的表示保護)、STG(伝統的特産品保証)の品質マークを取得した製品を紹介します。

プーリア州と地中海地域の世界的アンバサダーであるペッペ・ズッロ(Peppe Zullo)シェフも参加し、ゲストに特別メニューを味わうチャンスを提供します。

 
▽ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

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