インターネット回線おすすめ比較【2024年5月版】by RBBブロードバンド情報

日本は国際的にみてデジタルインフラの普及が進んでいる国です。

OECD加盟国のなかで整備されている固定系ブロードバンドのうち、光ファイバの占める割合は韓国に次ぐ世界第2位であることが分かりました。(出典:令和5年版 情報通信統計データベース|総務省)

実際に令和4年3月末時点での日本国内の光ファイバー世帯カバー率は99.72%で、国内においてはインターネット回線を整備しやすい環境ということになります。(出典:令和5年版 情報通信白書|総務省)

自宅を新しく建てたり、マンションやアパートに引っ越すことになった方にとって気になるのが、「インターネット回線をどのように整備するか?」というところでしょう。

デジタルインフラの普及が進む日本では豊富なインターネット回線サービスがあり、実際にどれを選ぶか迷ってしまいますよね。

この記事では、インターネット回線のなかでおすすめしたいサービスについて紹介していきます。

【この記事で分かること】
  • インターネット回線の3種類について
  • シチュエーション別でおすすめのインターネット回線の選び方
  • インターネット回線のおすすめサービス【光回線】
  • インターネット回線のおすすめサービス【ポケットWiFi】
  • インターネット回線のおすすめサービス【ホームルーター】
  • データ別でおすすめのインターネット回線の選び方

RBBブロードバンド情報では株式会社イード(証券コードTYO: 6038)が運営するRBB TODAYのインターネット回線に特化したコラム情報をまとめています。

料金や通信速度について比較していくので、これから新生活でインターネット回線を整えたい!と考えている方や、今のインターネット環境を改善したい!という方は、ぜひ最後までチェックしてください。

またインターネット回線を選ぶうえで、今使っているインターネット回線の速度テストをしたい方にはRBB SPEED TESTを提供中です。

目次

インターネット回線って何の事を指す?光回線・ポケットWi-Fi・ホームルーターの3つが該当!

インターネット回線とは、スマホやパソコンなどの通信端末を利用する際につなぐ必要のある回線を指します。

インターネット回線が導入されていないと、スマホやパソコンを使って調べ物やコンテンツを利用することはできません。

日本でインターネット回線を導入したい場合、主に「光回線」と「モバイル回線(ポケットWi-Fi・ホームルーター)」の3種類から選びます。

【光回線とは…】

光ファイバーケーブルを使いインターネット回線を利用する回線サービスです。

高速通信や大容量データ通信がしやすい安定した通信回線で、導入には自宅内に回線を引き込む開通工事が必要な場合があります。

ケーブルを使用して有線接続ができるだけでなく、Wi-Fiルーターを利用すれば無線接続も可能です。

【ポケットWi-Fiとは…】

各キャリアの基地局から発信される電波を利用して無線データ通信を行う回線サービスです。

ポケットWi-Fiはキャリアの無線通信と接続するための機器で、自宅の回線工事は不要です。

持ち歩きやすいポケットサイズが魅力的で、外出先でもWi-Fiに接続してスマホを使えるという利点があります。

【ホームルーターとは…】

ポケットWi-Fiと同じく、基地局の電波を利用する回線サービスです。

持ち運びができるポケットWi-Fiとは異なり、ホームルーターはコンセントに接続して基地局からの電波を届けます。

こちらも自宅の回線工事は不要で手軽さがあり、ポケットWi-Fiのように機器のバッテリー問題を気にする必要もありません。

その他の接続方法としてADSL回線やCATV回線がありますが、ADSL回線サービスは既に新規受付を終了しており、CATV(ケーブルテレビ)回線はノイズの影響を受けやすいため安定度に欠けてしまいます。

日本でインターネット回線を利用したい場合は、好みや状況に合わせて適する光回線またはモバイル回線を選びましょう。

インターネットを利用するなら、光回線(Wi-Fi)とモバイル回線どちらがいいのか?

光回線とモバイル回線どちらがインターネット利用に向いてるの?と気になる方もいますよね。

なお、モバイル回線とWi-Fiは同じ無線通信のことを指しますが意味は少し異なります。

光回線(Wi-Fi):有線ケーブルを使わずにルーターと接続機器(パソコン・スマホなど)を無線通信で接続する

モバイル回線:スマホやポケットWi-Fi、ホームルーターをキャリア回線などの無線通信で接続する

それぞれには次のメリット・デメリットがあるので、自分の使い方に合わせて選ぶとよいでしょう。

光回線(固定系)-メリット-
・電波の混雑状況に影響を受けず安定した通信を利用できる
・データ容量を気にせずに利用できる
・大容量データも高速通信を利用できる

-デメリット-
・回線工事が必要で開通までに時間がかかってしまう
・引っ越す場合は回線の撤去工事が必要で持ち運びにくい
モバイル回線(移動系)-メリット-
・回線工事が不要で即日インターネットを利用できる
・トータルでかかる費用が安めで手軽に始めやすい
・ポケットWi-Fiの場合は持ち運んでどこでも使うことができる

-デメリット-
・使用可能なデータ容量が制限されているプランもある
・電波の混雑状況や場所によっては通信速度が遅くなる
・ポケットWi-Fiの場合は事前に充電が必要になる

実際に固定系ブロードバンド・移動系超高速ブロードバンドでどれくらいの契約数があるかを比較してみました。

【固定系ブロードバンド】

(出典:令和5年版 情報通信白書|総務省)

固定系ブロードバンドでは光回線が半数以上を占め、緩やかに契約数も増加しています。

(出典:令和5年版 情報通信白書|総務省)

固定系ブロードバンドは1世帯に1契約が一般的ですが、移動系超高速ブロードバンドは1人1契約のケースが多く、契約数が6~7倍多いです。

また、移動系超高速ブロードバンドでは近年高速通信の5Gが主流となり、2021年から2022年の契約数だけでも2倍近く増えていることが分かりました。

日本の5G人口カバー率は全国93.2%で十分にエリアが拡がっているため、5G通信ができるモバイル回線を利用したい人も多いでしょう。(出典:令和5年版 情報通信白書|総務省)

自宅でオンラインゲームやリモートワークが多いなら光回線がおすすめ

光回線はモバイル回線に比べると契約数が少ないですが、安定した高速通信ができるというメリットがとても魅力的です。

特にオンラインゲームが趣味の人であれば、光回線だとストレスフリーにゲームを楽しめるでしょう。

近年はオンラインゲーム市場が増加している傾向にあり、平日でも17.2%の人がオンラインゲームを楽しんでいることが分かりました。また、平日のオンラインゲーム時間は平均でも104.3分と長時間に及ぶため、大容量のデータ通信を無制限に使える光回線が適しているでしょう。(出典:オンラインゲームの動向整理|三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

リモートワークなどで長時間オンライン会議や在宅勤務を続けている人も、同様の理由で光回線がおすすめです。

メリデメ比較で分かった住居や世帯数別のおすすめインターネット回線判別方法!

インターネット回線を利用できる3種類(光回線・ポケットWI-FI・ホームルーター)について、それぞれのメリットやデメリットは分かりましたね。

実際にどんな接続方法がおすすめであるかは、それぞれの使い方や環境によって異なります。

ここでは、世帯数や住居などの”環境”によっておすすめしたいインターネット回線の選び方について解説します。

  • マンションや戸建てにお住まいの方→光回線がおすすめ
  • 一人暮らしの方→ポケットWi-Fiがおすすめ
  • 工事ができない住居にお住まいの方や引っ越しが多い方→ホームルーターがおすすめ

それぞれについて詳しくチェックしていきましょう。

光回線はマンション・戸建てでおすすめ!一番速度が速く安定性も高い

マンションや戸建てに住んでいて回線工事を行える環境であれば、最も安定した高速通信を利用できる「光回線」がおすすめです。

光回線は安定した高速通信が可能で、複数台を同時に接続しても速度が低下しにくい特徴があります。そのため、2人以上の家族が大容量通信を利用する時に適したインターネット回線です。

また光ファイバーは外部から通信を傍受されるリスクが低く、セキュリティ面においても安心して利用しやすいです。複数人世帯で住んでいる場合はマンションや戸建てで工事することで、オンラインゲームやリモートワークなども快適に長時間利用することができますよ。

ポケットWi-Fiは一人暮らしだとコスパ抜群!!どこでも持ち歩けて安い

一人暮らしでアパートやマンションに住んでいる方は、コスパも良く1人で十分使いやすい「ポケットWi-Fi」がおすすめです。

ポケットWi-Fiは持ち歩けるコンパクトサイズでコンセントに挿す必要もないルーターで、外出先や出張・旅行先などで手軽にインターネットを利用できる点がポイントになります。一人暮らしであれば複数台を同時接続するシーンも少なく、インターネット利用における自由度の高さが魅力的です。

光回線に比べるとプラン料金も低価格で費用を抑えやすく、月に利用できるデータ量が小容量~中容量のプランなら更にグッと費用を抑えてコスパ良く使えます。一人暮らし期間はなるべく固定費を抑えたい人も多いので、プランの種類も幅広いポケットWi-Fiが適しているでしょう。

端末の電源を入れてネットワークに接続するだけでインターネット回線を接続したいデバイスにつなげることが可能で、工事を行う必要はありません。端末のバッテリー充電が必要になりますが、帰宅後の就寝期間中などに充電しておけば次の日も問題なく使用できます。また、充電中ももちろんインターネット回線につなぐことは可能です。

一人暮らしだと引っ越しをするケースも戸建て・マンション世帯より多いため、工事の手間なく好きな場所でインターネットを使えるようになるポケットWi-Fiがよいでしょう。

ホームルーターは工事不要でコンセントに刺すだけでOK!複数台接続でも回線速度が落ちにくい

2人以上の世帯だけど工事を行えない環境であれば、ホームルーターで複数台に接続できる状態にしておくとよいでしょう。

ホームルーターは工事が不要でコンセントに挿すだけで利用できる設置型ルーターです。

特別な設置作業が不要なので、手軽に利用できる点においてはポケットWi-Fiと同じく使いやすくなっています。ポケットWi-Fiよりも安定した通信速度を保つルーターを使用するため、複数台を同時接続していても速度が低下しにくいです。

家族で暮らしていても転勤などで引っ越す機会が多い世帯では、工事を導入して光回線を使うよりもホームルーターのほうが便利かつストレスなくインターネットを利用できますよ。

【戸建て・マンション向け】おすすめインターネット回線は光回線を選ぶ!5社の速度・キャンペーンなど比較した結果は?

それでは、数あるインターネット回線サービスのなかでも特におすすめしたいサービスを紹介します。

ここでは「光回線」を提供するおすすめ7社について、平均速度や実施中のキャンペーンをまとめてみました。

【比較表】

マンション向け
月額料金(税込)
戸建て向け
月額料金(税込)
平均ダウンロード速度
4,180円~8,250円2,970円~6,600円268.11Mbps
4,180円~9,460円5,170円~8,250円312.82Mbps
4,378円~6,820円5,478円~6,820円240.87Mbps
4,290円~5,940円5,390円~5,940円251.43Mbps
5,200円~8,300円5,200円~8,300円638.82Mbps

それぞれの気になる特徴についてチェックしてみましょう。

ドコモ光はドコモユーザーならスマホとセットでお得に使える

出典:ドコモ光

ドコモ光は、NTTドコモが手がける光回線サービスです。

そのため、ドコモの料金プランを契約するドコモユーザーであればドコモ光とのセット割で毎月のスマホ通信費が最大1,100円(税込)お得になります。

ファミリー割引グループ内のドコモ回線であれば、ドコモ光の1契約で最大20回線まで割引の対象となるため、家族まとめてスマホ代を抑えることが可能です。

ドコモ光の料金プランは、主に以下の4種類からニーズに合わせて契約できます。

【ドコモ光の種類の違い】

 ①タイプA、タイプB
 光回線+プロバイダ料金が一体になったタイプ

 ②タイプC
 提携ケーブルテレビの設備を利用してサービスを提供し、プロバイダ料金一体型を利用できるタイプ

 ③単独タイプ
 自分でプロバイダ契約を行う必要のあるタイプで、回線料金と別途プロバイダ料金が必要となる

 ④ドコモ光ミニ
 戸建て向けの2段階定額サービスで、使用量に応じて料金が変動するタイプ

対応プロバイダに合わせて上記からタイプを選ぶだけでなく、最大通信速度の異なる「1ギガプラン」と「10ギガプラン」も選べるのが特徴です。

1ギガプランは最大1Gbpsの通信をデータ容量無制限で接続できるプランで、10ギガプランは最大10Gbosの通信を大容量で利用できるプランになります。

ドコモ光であればプロバイダ料金も一体でおトクに使えるだけでなく、ドコモスマホ代を割引できる・dポイントを貯められるといったメリットも多くそろっています。

ドコモユーザーで光回線を導入したい方はドコモ光がおすすめです。

【ドコモ光の特徴まとめ】

  • 用途に合わせて1ギガプランと10ギガプランを選べる
  • ドコモユーザーならスマホ通信費が最大1,100円/月(税込)お得に
  • 料金一体型の対応プロバイダが豊富で、希望に合わせて選びやすい

【基本情報】

月額料金(税込)
※マンション向け
・2年定期契約
 1ギガ タイプA・C:4,400円
 1ギガ タイプB:4,620円
 1ギガ 単独タイプ:4,180円
 10ギガ タイプA・C:6,380円
 10ギガ タイプB:6,600円
 10ギガ 単独タイプ:5,940円

・定期契約なし
 1ギガ タイプA・C:5,500円
 1ギガ タイプB:5,720円
 1ギガ 単独タイプ:5,280円
 10ギガ タイプA・C:8,030円
 10ギガ タイプB:8,250円
 10ギガ 単独タイプ:7,590円
月額料金(税込)
※戸建て向け
・2年定期契約
 1ギガ タイプA・C:5,720円
 1ギガ タイプB:5,940円
 1ギガ 単独タイプ:5,500円
 ドコモ光 ミニ(1ギガ):2,970円~6,270円
 10ギガ タイプA・C:6,380円
 10ギガ タイプB:6,600円
 10ギガ 単独タイプ:5,940円

・定期契約なし
 1ギガ タイプA・C:7,370円
 1ギガ タイプB:7,590円
 1ギガ 単独タイプ:7,150円
 ドコモ光 ミニ(1ギガ):4,620円~7,920円
 10ギガ タイプA・C:8,030円
 10ギガ タイプB:8,250円
 10ギガ 単独タイプ:7,590円
セット割・ドコモ光セット割(ドコモユーザー)
 最大1,100円/月 永年割引
 ファミリー割引グループ内の回線に適用
キャンペーン・ドコモ光新規工事料無料特典
・ドコモ光/ahamoお引っ越し(移転)特典
・ドコモ光期間限定割引
・ドコモ光乗り換えキャンペーン
など
マンション個別契約対応
プロバイダ自社提供:1(OCNインターネット)
一体型対応:20
初期費用(税込)契約事務手数料:3,300円
工事料(代表例):22,000円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:18.62ms
ダウンロード速度:268.11Mbps
アップロード速度:286.01Mbps

ソフトバンク光は無料でIPv6通信オプションを利用可能

出典:ソフトバンク光

ソフトバンク光では、高速通信ができる「IPv6通信」を無料オプションで利用することができます。

申し込みを完了するだけで、面倒な接続設定やIPv4との切り替えを行うことなく、自動でIPv6に接続してくれる点が魅力的。同時に複数台を接続したり大容量データをダウンロードしても、混雑を感じることなく快適に利用することが可能です。

ソフトバンク光は自社提供のYahoo! BBのプロバイダがセットになったサービスなので、別途プロバイダ契約をしたり料金がかかることはありません。

マンション・戸建てタイプのなかから1ギガ・10ギガプランを選ぶだけ。

また、Netflixを見る方はパック割を申し込むのがおすすめです。ソフトバンク光はNetflixのパック割を出しているため、通常のNetflixの月額料金よりも毎月110円お得にコンテンツを楽しむことができますよ。

【ソフトバンク光の特徴まとめ】

  • Netflixパックでお得にコンテンツを楽しめる
  • プロバイダーと回線の一体型サービスで、別途契約する必要なし
  • IPv6通信オプションは月額料金無料で利用できる

【基本情報】

月額料金(税金)
※マンション向け
・2年定期契約
 1ギガ:4,180円
 1ギガ+Netflixプレミアム:6,050円
 1ギガ+Netflixスタンダード:5,560円
 1ギガ+Netflixベーシック:5,060円
 10ギガ:6,380円
 10ギガ+Netflixプレミアム:8,250円
 10ギガ+Netflixスタンダード:7,760円
 10ギガ+Netflixベーシック:7,260円

・定期契約なし
 1ギガ:5,390円
 1ギガ+Netflixプレミアム:7,260円
 1ギガ+Netflixスタンダード:6,770円
 1ギガ+Netflixベーシック:6,270円
 10ギガ:7,590円
 10ギガ+Netflixプレミアム:9,460円
 10ギガ+Netflixスタンダード:8,970円
 10ギガ+Netflixベーシック:8,470円
月額料金(税金)
※戸建て向け
・SoftBank 光
 1ギガ(5年+TVセット):5,170円
 1ギガ(2年):5,720円
 10ギガ(5年+TVセット):5,830円
 10ギガ(2年):6,380円

・SoftBank 光 Netflixパック (5年+TVセット)
 1ギガ(プレミアム):7,040円
 1ギガ(スタンダード):6,550円
 1ギガ(ベーシック):6,050円
 10ギガ(プレミアム):7,700円
 10ギガ(スタンダード):7,210円
 10ギガ(ベーシック):6,710円

・SoftBank 光 Netflixパック (2年)
 1ギガ(プレミアム):7,590円
 1ギガ(スタンダード):7,100円
 1ギガ(ベーシック):6,600円
 10ギガ(プレミアム):8,250円
 10ギガ(スタンダード):7,760円
 10ギガ(ベーシック):7,260円
セット割・おうち割 光セット(ソフトバンクユーザー)
 最大1,100円/月 永年割引
 家族割引グループ内の回線に適用
・おうち割 光セット(A)(ワイモバイルユーザー)
 最大1,650円/月 永年割引
 家族割引グループ内の回線に適用
キャンペーン・SoftBank 光 工事費サポートはじめて割
・SoftBank 光 乗り換え新規で割引キャンペーン
・乗り換えよう!SoftBank 光 980円キャンペーン
など
マンション個別契約対応
プロバイダ自社提供:1(Yahoo! BB)
初期費用(税金)契約事務手数料:3,300円
工事料(代表例):31,680円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:16.25ms
ダウンロード速度:312.82Mbps
アップロード速度:340.54Mbps

ビッグローブ光は通信事業35年以上の実績があるプロバイダ提供回線

出典:ビッグローブ光

プロバイダ事業者の「BIGLOBE」が手がける自社光コラボの「ビッグローブ光」では、IPv6の高速通信をはじめ魅力的なサービスを数多く提供しています。

携帯キャリアが手がけるインターネット回線サービスではないながらも、auユーザーとUQモバイルユーザーの方はスマホのセット割を適用できるのも特徴です。

別途プロバイダを契約する必要はなく、プロバイダ利用料コミコミの月額料金で1ギガまたは10ギガを選ぶことができます。

契約した際に条件を複数達成することで、キャッシュバックなどの特典で最大96,304円がお得になるチャンスですよ。

【ビッグローブ光の特徴まとめ】

  • 申し込み不要で自動でIPv6インターネットを利用できるようになる
  • au/UQモバイルユーザーはスマホの通信費がお得に
  • 最大96,304円分の特典をゲットできるキャンペーンを実施中

【基本情報】

月額料金(税金)
※マンション向け
・3年定期契約
 1ギガ ひかり:4,378円
 10ギガ ひかり:6,820円

・2年定期契約
 1ギガ ひかり:4,488円
 10ギガ ひかり:6,820円
月額料金(税金)※戸建て向け・3年定期契約
 1ギガ ひかり:5,478円
 10ギガ ひかり:6,820円

・2年定期契約
 1ギガ ひかり:5,698円
 10ギガ ひかり:6,820円
セット割・auスマートバリュー(au)
 最大1,100円/月 永年割引
 家族回線にも適用

・UQ mobile 自宅セット割(UQモバイル)
 最大1,100円/月 永年割引
 家族回線にも適用
キャンペーン・ビッグローブ光 新規&乗り換え特典
・友達紹介プログラム
・ペア割
マンション個別契約対応
プロバイダ自社提供:1(BIGLOBE)
初期費用(税金)申込手数料/事業者変更受入手数料:1,100円~3,300円
工事料(代表例):28,600円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:17.48ms
ダウンロード速度:240.87Mbps
アップロード速度:264.23Mbps

GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)は契約期間の縛りがないから安心して使える

出典:GMOとくとくBB光

GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)では、期間限定の最大10万円キャッシュバックキャンペーンを開催中です。

初年度の利用料金も実質0円になるお得なチャンスは短期間の開催となるため、すでに終了している場合は次回のキャンペーンに期待しましょう。

GMO光アクセスの最大の魅力は、定期契約期間が発生しない料金体系を採用していること。

プロバイダ料金がかからないことはもちろん、いつどのタイミングで解約をしても違約金が発生することはありません。

ただし、キャンペーンの取得条件では最低利用期間が数ヵ月程度発生することもあるため注意してください。

契約したいタイミングで魅力的なキャンペーンを実施しているなら、高速通信技術も標準で利用できる「GMO光アクセス」に迷わず申し込んでみるのがおすすめです。

【GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)の特徴まとめ】

  • 契約期間の縛りがないから、いつ解約をしても違約金は請求なし
  • 高速通信の次世代技術「v6プラス通信」をオプション料0円で標準搭載
  • 最大10万円のキャッシュバックがもらえるチャンスあり

【基本情報】

月額料金(税金)
※マンション向け
・定期契約なし
 1ギガ:4,290円
 10ギガ:5,940円
月額料金(税金)
※戸建て向け
・定期契約なし
 1ギガ:5,390円
 10ギガ:5,940円
セット割・mineo特典キャンペーン(mineoユーザー)
 データ容量最大6ヵ月間一律10GB増量
キャンペーン・新生活応援祭
マンション個別契約対応
プロバイダ自社提供:1(GMOとくとくBB)
初期費用(税金)契約事務手数料:3,300円
工事料(代表例):26,400円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:18.69ms
ダウンロード速度:251.43Mbps
アップロード速度:298.24Mbps

NURO光はNUROモバイルのスマホ代と光回線利用代が1年間割引される

出典:NURO光

NURO光は、ソニーが手掛ける光コラボサービスです。同社の格安スマホ「NUROモバイル」ユーザーであれば、セット割で1年間スマホも光回線も通信費がお得になる特典があります。

ソニーの利点を活かしたゲーム好きにおすすめの特典も用意しているのがNUROの魅力。プランを契約する際は、以下の特典から好きなものを1つ選ぶことができますよ。

【1つ選べる特典一覧】

①基本料金割引
初年度の基本料金が980円(税込)に

②キャッシュバック
43,000円(不課税)のキャッシュバックを進呈

③基本料金割引(29歳以下向け)
4年間の月額基本料金が割引で定額に

④PlayStation5 実質無料特典
PS5 for NUROの利用料金が割引

上記から好みに合わせて特典を選べるだけでなく、共通特典として「基本工事費が実質無料」や「他社解約金相当を還元」などの特典も利用できるのがポイントです。

魅力的なメリットの多いNUROモバイルですが、一部の都道府県では利用ができないため注意してください。

【各プラン提供エリア】※一部市町村を除く

◆2ギガプラン

東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/茨城県/栃木県/群馬県/北海道/大阪府/京都府/奈良県/滋賀県/兵庫県/愛知県/静岡県/岐阜県/三重県/広島県/岡山県/福岡県/佐賀県

◆10ギガプラン

宮城県

他社に比べると提供エリアが限られていますが、エリア圏内にお住まいの方におすすめしたい光回線サービスです。

【NURO光の特徴まとめ】

  • 選べる契約特典で自分に合った好みの特典を複数利用できる
  • NUROモバイルユーザーならNURO光もNUROモバイルもセット割でお得に
  • 1ギガじゃ少し物足りない人向けにお得な2ギガプランを展開

【基本情報】

月額料金(税金)
※マンション向け
※通常は戸建て価格と同じ
※40戸以上は以下

・3年定期契約
 2ギガ:2,090円~2,750円
 10ギガ:2,640円~3,300円

・2年定期契約
 2ギガ:2,530円~3,190円

・定期契約なし
 10ギガ:3,520円~4,180円
月額料金(税金)
※戸建て向け
・3年定期契約
 2ギガ:5,200円
 10ギガ:5,700円

・2年定期契約
 2ギガ:5,700円

・定期契約なし
 2ギガ:6,100円
 10ギガ:8,300円
セット割・モバイルセット割引特典(NUROモバイルユーザー)
 NURO光が12ヵ月間980円に
 最大1,100円/月 12ヵ月間割引(モバイル)
 家族回線にも適用

・ソフトバンクセット特典(ソフトバンクユーザー) 
※NURO光でんわの加入が必要
 最大1,100円/月 永年割引
 家族回線にも適用
キャンペーン・基本工事料実質無料特典
・他社乗り換えで最大6万円キャッシュバック
・設定サポート1回無料
・契約解除料2ヵ月無料
・U290応援割
など
マンション個別契約対応
プロバイダ自社提供:1(So-net)
初期費用(税金)契約事務手数料:3,300円
工事料(代表例):44,000円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:10.91ms
ダウンロード速度:638.82Mbps
アップロード速度:621.74Mbps

【一人暮らし向け】おすすめインターネット回線はポケットWiFi一択!3社を比較してお得なキャンペーン特典や容量無制限はどこ?

続いては、一人暮らしで利用したい「ポケットWi-Fi」のおすすめインターネット回線サービス3社をまとめてみました。

【比較表】

月額料金(税込)使用ルーター平均ダウンロード速度
4,950円~6,826円Speed WI-FI 5G X1297.67Mbps
2,508円~4,708円MR1またはH0114.46Mbps
1,078円~3,278円Rakuten WiFi Pocket 2C36.52Mbps

それぞれについて気になるポイントをチェックしてみましょう。

UQ WiMAXは15日間レンタルで事前に繋がりやすさをチェックできる

出典:UQ WiMAX

UQ WiMAXでは未契約者向けに15日間のポケットWi-Fiレンタルサービスを提供しています。

実際にポケットWi-Fiを使ってみたいけど、自分の住んでいる地域で電波がつながるか心配な人もいますよね。

実際にレンタル期間中に自宅や訪れることの多い外出先で使ってみることで、電波の繋がりやすさや使いやすさをチェックすることができます。

また、UQモバイルやauのスマホを使っている方はセット割でスマホの通信費を最大1,100円(税込)割引することが可能です。

WiMAX +5G割を適用すればギガ放題プラスSの月額料金を少し抑えられるので、ポケットWi-Fiを使ってみたいけど料金は抑えたいと考えている人にもおすすめになります。

【UQ WiMAXの特徴まとめ】

  • 15日間レンタルで契約前にインターネットエリアや速度を体験できる
  • UQモバイルユーザーまたはauユーザーならスマホの通信費がお得に
  • 対象プランに加入するだけで13ヵ月目まで毎月の月額料金を682円(税込)割引

【基本情報】

月額料金(税金)・ギガ放題プラスS:4,950円
・ギガ放題プラスS Netflixパック(スタンダード):6,336円
・ギガ放題プラスS Netflixパック(プレミアム):6,826円
5G通信対応
セット割・auスマートバリュー(au)
 最大1,100円/月 永年割引
 家族回線にも適用

・UQ mobile 自宅セット割(UQモバイル)
 最大1,100円/月 永年割引
 家族回線にも適用
キャンペーン・WiMAX +5G割
・UQ WiMAXおトク割デビュー
ルーター端末代金(税金)Speed WI-FI 5G X12:27,720円
初期費用(税金)契約事務手数料:3,300円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:44.63ms
ダウンロード速度:97.67Mbps
アップロード速度:15.35Mbps

※Speed Wi-FI 5G X12のデータ(他プロバイダ含む)を参照

ZEUS WiFiはクラウドSIM採用で繋がりやすい回線に自動接続

出典:ZEUS WiFi

ZEUS WiFiの最大の特徴はクラウドSIMを採用していること。3大キャリアの回線のうち、そのエリアで一番繋がりやすい回線に自動で切り替えてくれるため、万が一1つのキャリアで通信障害が発生しても問題なく使い続けることが可能です。

ZEUS WiFiでは使いやすい大容量プランを提供しているほか、海外でもポケットWi-Fiをそのまま持って行って使える海外専用プランも利用できます。

ポケットWi-Fiの端末レンタル代もかからず使いやすいサービスですが、5Gには対応していないのが気になるところ。

5Gの高速通信を利用したい人は、別サービスのポケットWI-FI「ZEUS WiMAX」を利用するとよいでしょう。

ZEUS WiFiZEUS WiMAX
月額料金(税金)30GB:2,508円~3,168円
50GB:3,278円~3,828円
100GB:3,828円~4,708円
無制限:4,290円~4,950円
5G通信非対応対応
回線ドコモ/au/ソフトバンクau 5G/au 4G LTE/WiMAX2+
セット割なしあり
ルーター(税金)MR1またはH01:0円(レンタル)Speed Wi-Fi 5G X12:27,720円(購入)

大きな違いは接続できる回線と5g通信の対応可否になります。

料金も大きくは変わらないため、データ量無制限やセット割にも興味がある方はZEUS WiMAXもおすすめです。

【ZEUS WiFiの特徴まとめ】

  • ドコモ/au/ソフトバンクの1番繋がりやすい回線に自動で接続
  • 海外でもデータプラン購入だけで端末をそのまま使える
  • 5G対応を希望するならZEUS WiMAXで最新端末を利用可能

【基本情報】

月額料金(税金)・2年定期契約
 30GB スタンダードプラン :2,508円
 50GB スタンダードプラン :3,278円
 100GB スタンダードプラン :3,828円

・契約期間なし
 30GB フリープラン :3,168円
 50GB フリープラン :3,828円
 100GB フリープラン :4,708円

※別途海外データプランあり
5G通信非対応
セット割なし
キャンペーン・神コスパキャンペーン
ルーター端末代金(税金)MR1またはH01:0円(レンタル)
初期費用(税金)契約事務手数料:3,300円
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:50.24ms
ダウンロード速度:14.46Mbps
アップロード速度:10.81Mbps

楽天モバイルはオリジナルのポケットWi-Fiが実質1円で利用できる

出典:楽天モバイル

楽天モバイルが提供するオリジナルのポケットWi-Fiであれば、楽天モバイルのお得な料金プラン「Rakuten最強プラン」を利用することができます。

20GB以上ならどれだけ使っても料金は5,000円未満と変わらないため、大容量データを毎月お得に使いたい方におすすめです。

楽天ポイントが貯まりやすい・プログラムで毎月の料金が更に値引きされる・NBA&パ・リーグの試合中継が無料など、魅力的なエンタメコンテンツや割引施策も多く展開しています。

対応する海外であれば申請不要で2GBまで無料で使えるので、ちょっとした出張があるときもコストをかけずに海外渡航ができますよ。

5G通信には非対応ですが、大手キャリアとしてのサポート力の強さや料金の安さを魅力に感じる方におすすめです。

【楽天モバイルの特徴まとめ】

  • Rakuten最強プランと端末のセット契約で端末代が1円まで値下げされる
  • 楽天市場でのお買いものがポイント5倍になるお得な連携サービス
  • 海外の指定70以上の国と地域でも毎月2GBまで無料で使える

【基本情報】

月額料金(税金)・Rakuten最強プラン(定期契約なし)
 ~3GB:1,078円
 3GB~20GB:2,178円
 20GB~:3,278円
5G通信非対応
セット割なし
キャンペーン・プランセット値引きキャンペーン
・最強家族プログラム
・最強青春プログラム
など
ルーター端末代金(税金)Rakuten WiFi Pocket 2C:7,980円
初期費用(税金)無料
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:48.83ms
ダウンロード速度:36.52Mbps
アップロード速度:23.82Mbps
※Rakuten WiFi Pocketのデータを参照

インターネット回線選びで「自宅工事できない人」はホームルーターがおすすめ!

ここまで光回線とポケットWi-Fiのサービスについて紹介してきました。

光回線は安定した高速通信を期待できる一方で、工事を行う必要があります。

ポケットWi-Fiは手軽に利用できる利便性がある一方で、光回線ほどの通信速度は期待できません。

どちらにするべきか迷いがある方は「ホームルーター」を利用してみてはいかがでしょうか?

ホームルーターは、工事不要でコンセントに挿すだけで使える利便性と、複数台接続をしても比較的速度が落ちにくいという安定感を兼ね備えたサービスです。

今回紹介した回線キャリアやWiMAXプロバイダでも、ホームルーターを提供しているところが多くあります。

月額料金(税込)使用ルーター平均ダウンロード速度
4,950円HR02179.86Mbps
5,368円Airターミナル593.62Mbps
4,928円Speed Wi-FiHOME 5G L13158.68Mbps
5,302円Speed Wi-FiHOME 5G L13129.36Mbps
4,950円NURO Wireless 5G267.18Mbps
~4,950円Speed Wi-FiHOME 5G L13205.51Mbps
~4,950円Speed Wi-FiHOME 5G L13
4,840円Rakuten Turbo 5G82.63Mbps
(参照:みんなのネット回線速度

上記のホームルーターは、いずれも5G通信対応・データ量無制限で使えるのが特徴。

光回線を導入できなくても毎月の使用データ量を気にせずに5G通信を利用できますよ。

ただし、ホームルーターを利用する場合でも必ず事前に対応エリアをチェックすることが大切です。

特に高速通信の5G対応は4G LTEとは異なりエリアが限られている可能性が高いため、大手キャリアのホームルーターを利用する場合でも念のためにチェックしておく必要があります。

WiMAXサービスのホームルーターは「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を使用

出典:UQ WiMAX

今回紹介したUQ WiMAX系列のホームルーターサービスではZTEの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を使用しています。

このホームルーターの特徴は、専用アプリで手軽に接続状態を診断できること。置いた場所の電波状態を測定できるほか、複数の測定結果を比較してホームルーターの最適な設置場所を見つけることも可能です。

接続はQRコードを読み取るだけで、特にNFC搭載スマホやタブレットであればかざすだけで簡単に接続できるところも魅力的。

さらにバンドステアリング機能やハイブリッドモードを活用して、有線・無線どちらでも快適な高速通信を実現します。

【基本情報】

メーカーZTE Corporation
発売年2023年
サイズ約W100×H207×D100mm
重量約635g
最大消費電力18W
SIMnanoSIM
対応OSWindows 11/10macOS v10.11以降
最大接続可能数無線:32台有線:2台
平均回線速度
※参照:みんなのネット回線速度
Ping値:43.91ms
ダウンロード速度:161.96Mbps
アップロード速度:25.86Mbps

迷った場合はホームルーターの性能で選んでみても◎

au系列以外の回線では、自社オリジナルのホームルーターを展開しているところがほとんどです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13をはじめ、それぞれのホームルーター端末のスペックや機能を比較してみて、使いやすさや繋がりやすさからサービスを選んでみるのもよいでしょう。

同時接続QRコード接続Wi-Fi 6最大消費電力
ドコモ home 5GHR02無線:64台
有線:2台
25W
SoftBank AirAirターミナル5無線:128台
有線:2台
36W
NURO Wireless 5G無線:不明
有線:4台
不明不明不明
Rakuten Turbo 5G無線:128台
有線:2台
14W
Speed Wi-FiHOME 5G L13無線:32台
有線:2台
18W

ポケットWi-Fiに比べ、複数台を接続しても混雑しにくく使いやすいのがホームルーターの特徴。

またコンセントに挿すだけでずっと使い続けられるから、バッテリーの減りを気にする必要もありません。

しかしコンセントに繋ぎっぱなしということは、電気代についても考慮しなければいけません。

見落としがちなルーターの消費電力についてもしっかりチェックしておきましょう。

1番いいインターネット回線はどう選ぶ?編集部が独自調査したデータを元に比較【提供地域別の解説付き】

ここまで、光回線・ポケットWi-FI・ホームルーターのおすすめインターネット回線サービスについて紹介しました。

どの回線タイプを使いたいか決めることができても、サービスを決め切れていない方もいますよね。

ここからは次のポイントに分けて、自分に1番合ったインターネット回線の選び方や、この記事で紹介したサービスの比較結果を紹介していきます。

【1番いいインターネット回線の選び方】
  • インターネット回線の提供地域
  • インターネット回線の料金
  • インターネット回線のキャッシュバック内容
  • インターネット回線の平均通信速度

それぞれチェックしていきましょう。

【最重要】契約しようとしているインターネット回線の提供地域は必ずチェックする

まずはお住まいの地域が提供地域に該当しているか必ずチェックする必要があります。

契約をしたい魅力的なサービスがあっても、実は自分のエリアで対応していないケースも。

また対応しているサービスでも、一部プランはエリアがさらに限られる可能性があるため注意してください。

たとえば光回線サービスの場合、より速い通信速度でインターネット回線を利用できる10ギガプランは利用エリアが限られていることがあります。

【10ギガプラン提供サービスの対応エリア】 ※一部市町村は非対応

西日本エリア東日本エリア
ドコモ光
ソフトバンク光
ビッグローブ光
GMO光アクセス(とくとくBB光)
大阪府/和歌山県/京都府/奈良県/滋賀県/兵庫県/愛知県/静岡県/岐阜県/三重県東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/北海道/宮城県/新潟県
NURO光宮城県

各サービスの公式ウェブサイトでは、対応する市町村までチェックすることができます。

都道府県では対応していても市町村まで絞ると対応していないことがあるため、気になるサービスを見つけたときは最初にエリアチェックから行いましょう。

マンションに住んでいる場合は光回線の対応状況を要チェック

光回線をマンションで利用したい場合は、光回線に対応しているか確認する必要があります。

マンションではたとえば共用ロビーや利用者向けマニュアルなどに、以下の情報が記載されていることが多いです。

・インターネット対応(光ファイバー対応)

マンションの共有スペース部分まで光回線の工事が完了している。

その回線を利用する場合は各部屋で個別にプロバイダ契約(マンション向けプラン)が必要になる。

・インターネット完備

全部屋に光回線の配線工事が完了し、プロバイダ契約も済んでいる。

プロバイダ契約をせずに光回線サービスを利用することが可能。

以下のようなケースの場合、マンションのオーナー側に相談をして「戸建て向けプラン」をマンションで導入することができます。

  • マンションに光回線が対応または完備していない
  • 希望に合わせた光回線を選びたい
  • 部屋の中の配線場所を自由に決めたい

勝手に導入することはできないため、マンションにお住まいの方でマンション個別契約に対応した回線サービスを利用したい方は、事前にオーナーや管理会社に対して確認を取りましょう。

1番安いインターネット回線はどれ?編集部がまとめたデータを比較して選ぶ

ここからは回線サービスの料金面をチェックしていきます。

インターネット回線サービスは基本料金に割引が適用され、数ヵ月や1年間程度は実質料金がお得になるパターンが多いです。

そのため、基本料金だけでなく「どれだけお得に抑えることができるか」もチェックしてみるとよいでしょう。

タイプサービス名月額料金(税込)割引施策(税込)
光回線ドコモ光マンション4,180円~8,250円
戸建て2,970円~6,600円
現在は実施なし
光回線ソフトバンク光マンション4,180円~9,460円
戸建て5,170円~8,250円
①乗り換え:最大4,740円×6ヵ月間割引
②新規:最大5,880円×6ヵ月間割引
③条件付き新規:1,100円×12ヵ月間割引
光回線ビッグローブ光マンション4,378円~6,820円
戸建て5,478円~6,820円
①新規:550円×24ヵ月間割引
②継続:550円×永年割引
③ペア:200円×永年割引
光回線GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)マンション4,290円~5,940円
戸建て5,390円~5,940円
現在は実施なし
光回線NURO光マンション5,200円~8,300円
戸建て5,200円~8,300円
①新規:最大4,220円×12ヵ月間割引
ポケットWi-FiUQ WiMAX4,950円~6,826円①新規:682円×13ヵ月間割引
ポケットWi-FiZEUS WiFi2,508円~4,708円①新規:最大1,528円×s最大24ヵ月間割引
ポケットWi-Fi楽天モバイル1,078円~3,278円①家族:110円×永年割引
ホームルータードコモ home 5G4,950円①U29:1,760円×最大12ヵ月間割引
ホームルーターSoftBank Air5,368円①U29:2,288円×24ヵ月間割引
②シニア:2,288円×24ヵ月間割引
③新規:3,388円×6ヵ月間割引
ホームルーターBIGLOBE WiMAX4,928円①新規:1,155円×24ヵ月間割引
ホームルーターとくとくBB WiMAX5,302円①新規:最大1,540円×最大35ヵ月間割引
ホームルーターNURO Wireless 5G4,950円現在は実施なし
ホームルーターUQ WiMAX~4,950円①新規:682円×13ヵ月間割引
ホームルーターZEUS WiMAX~4,950円①新規:550円×12ヵ月間割引
ホームルーターRakuten Turbo4,840円①新規:6ヵ月間0円

比較してみると、6ヵ月や12ヵ月といった期間限定で大幅な割引を実施しているところが多いようです。

特にソフトバンク光は数ヵ月間だけ利用料金を1,000円以下に抑えることができたり、楽天モバイルのRakuten Turboは6ヵ月間無料で使えたりなど割引の内容も魅力的なものばかりです。

料金の安さで選びたい場合は、このように新規入会した時に適用できる割引の総額や、自分が使う期間にどれだけお得にできるかシミュレーションしてみるとよいでしょう。

スマホとのセット料金も確認すると最安になりやすい

今回紹介したサービスのなかにはスマホとのセット割が存在するサービスも多くありました。

割引内容(税込)対象サービス
ドコモ光セット割
(ドコモユーザー)
最大1,100円/月×永年ドコモ光
おうち割 光セット
(ソフトバンクユーザー)
最大1,100円/月×永年ソフトバンク光
NURO光 ※電話回線 要加入
おうち割 光セット(A)
(ワイモバイルユーザー)
最大1,1650円/月×永年ソフトバンク光
auスマートバリュー
(auユーザー)
最大1,100円/月×永年ビッグローブ光
UQ WiMAX
ZEUS WiMAX
自宅セット割
(UQモバイルユーザー)
最大1,100円/月×永年ビッグローブ光
UQ WiMAX
ZEUS WiMAX
mineo特典
(mineoユーザー)
10GB増量×6ヵ月間GMO光アクセス
モバイルセット割引特典
(NUROモバイルユーザー)
最大1,100円/月×永年NURO光

スマホとのセット割を適用できる場合は、回線ではなくスマホの利用料金に割引が適用されます。

セット割の魅力は、回線契約者のスマホ回線だけでなく、契約者と同じグループにいる家族のスマホ回線も割引を適用できるところ。

各キャリアの条件に該当する家族がいれば最大10~20回線分の通信費をグッと抑えることができますよ。

より安さを重視する場合は月額料金だけではなく、キャッシュバック額を比較して選ぶ

さらにお得にインターネット回線を利用したいという方は、月額料金の割引施策だけでなく、キャッシュバック特典に注目してみるとよいでしょう。

タイプサービス名キャッシュバック(不課税)諸費用負担(税金)
光回線ドコモ光最大35,000円相当のdポイント基本工事料
光回線ソフトバンク光基本工事料他社の違約金(最大10万円)
光回線ビッグローブ光最大55,000円基本工事料
光回線GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)最大41,000円基本工事料他社の違約金(最大6万円)
光回線NURO光最大43,000円基本工事料他社の違約金(最大6万円)
ポケットWi-FiUQ WiMAX端末代(20,988円)
ポケットWi-FiZEUS WiFi
ポケットWi-Fi楽天モバイル端末代(7,979円)
ホームルータードコモ home 5G最大42,000円相当のdポイント
ホームルーターSoftBank Air最大30,000円他社の違約金(最大10万円)
ホームルーターBIGLOBE WiMAX最大16,000円
ホームルーターとくとくBB WiMAX20,000円
ホームルーターNURO Wireless 5G10,000円
ホームルーターUQ WiMAX端末代(20,988円)
ホームルーターZEUS WiMAX27,720円
ホームルーターRakuten Turbo20,000円相当の楽天ポイント

キャッシュバック特典で比較してみると、最も特典額が大きいのはビッグローブ光の最大55,000円(不課税)でした。

さらにチェックしておきたいのが、月額料金以外で発生する初期費用などの諸費用を負担してくれる特典です。

光回線サービスであれば基本工事料や、ポケットWi-Fiであれば端末代の負担があると費用を抑えることにつながります。

特に初期費用が大きくなりがちな光回線サービスで比較してみると、NURO光ではキャッシュバックも諸費用負担も大きな特典を受け取れるチャンスがあっておすすめです。

回線が1番いいインターネット回線はどう選ぶ?速度を比較する方法

最後にチェックしておきたいのは通信速度です。

各インターネット回線サービスで提示されている速度は最大通信速度で、10Gbpsなど魅力的な速さの速度が示されていますが、必ずしもこれらの高速通信ができるわけではありません。

実際にはエリアの周辺環境や使用時間帯によって速度が低下するケースがほとんどなので、参考にするときは実際に同じサービスを利用している人の平均通信速度をチェックしておくとよいでしょう。

タイプサービス名平均回線速度
光回線ドコモ光Ping値:18.62ms
ダウンロード速度:268.11Mbps
アップロード速度:286.01Mbps
光回線ソフトバンク光Ping値:16.25ms
ダウンロード速度:312.82Mbps
アップロード速度:340.54Mbps
光回線ビッグローブ光Ping値:17.48ms
ダウンロード速度:240.87Mbps
アップロード速度:264.23Mbps
光回線GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)Ping値:18.69ms
ダウンロード速度:251.43Mbps
アップロード速度:298.24Mbps
光回線NURO光Ping値:10.91ms
ダウンロード速度:638.82Mbps
アップロード速度:621.74Mbps
ポケットWi-FiUQ WiMAXPing値:44.63ms
ダウンロード速度:97.67Mbps
アップロード速度:15.35Mbps

※Speed Wi-FI 5G X12のデータ(他プロバイダ含む)を参照
ポケットWi-FiZEUS WiFiPing値:50.24ms
ダウンロード速度:14.46Mbps
アップロード速度:10.81Mbps
ポケットWi-Fi楽天モバイルPing値:48.83ms
ダウンロード速度:36.52Mbps
アップロード速度:23.82Mbps

※Rakuten WiFi Pocketのデータを参照
ホームルータードコモ home 5GPing値:50.11ms
ダウンロード速度:179.86Mbps
アップロード速度:19.26Mbps
ホームルーターSoftBank AirPing値:46.8ms
ダウンロード速度:93.62Mbps
アップロード速度:9.06Mbps
ホームルーターBIGLOBE WiMAXPing値:38.6ms
ダウンロード速度:158.68Mbps
アップロード速度:18.94Mbps
ホームルーターとくとくBB WiMAXPing値:46.17ms
ダウンロード速度:129.36Mbps
アップロード速度:12.4Mbps
ホームルーターNURO Wireless 5GPing値:18.6ms
ダウンロード速度:267.18Mbps
アップロード速度:57.17Mbps
ホームルーターUQ WiMAXPing値:45.03ms
ダウンロード速度:205.51Mbps
アップロード速度:31.94Mbps
ホームルーターZEUS WiMAX
ホームルーターRakuten TurboPing値:60.09ms
ダウンロード速度:82.63Mbps
アップロード速度:33.09Mbps
(参照:みんなのネット回線速度

直近3ヵ月に計測されたデータの平均値でそれぞれの速度をチェックしてみたところ、光回線ではNURO光が最も高速通信であることが分かりました。

ポケットWi-FiではUQ WiMAX、ホームルーターではNURO Wireless 5Gがそれぞれ平均ダウンロード速度が速いことが分かります。

安さやキャッシュバックだけでサービスを選んでしまうと実際に使った時に速度が遅くてストレスになってしまうこともあるため、平均でどれくらいの速度が出るかはイメージを掴んでおくとよいでしょう。

また、サービスによっては数日間レンタルでプランを利用できるところもあるため、事前にレンタルでお住まいのエリアでの繋がりやすさを確かめてみることもおすすめです。

【FAQ】インターネット回線についてよくある質問と回答まとめ

最後に、インターネット回線についてよくある質問と回答をまとめました。

ネットの回線を良くするにはどうしたらいいですか?

インターネットを使っていて通信速度が遅いと感じた時には、以下の対処法で速度が改善されないか試してみましょう。

  • LANケーブルがきちんと挿さっているか/Wi-Fiの電波を妨げる家電などがないか
  • 有線LANケーブルの劣化や破損など状態が悪くないか
  • Wi-Fiルーターの通信規格がパソコンやスマホの通信規格に対応しているか
  • OSやブラウザが最新版に更新されているか
  • 使っているソフトウェアやアプリは最新版に更新されているか

など

モバイル回線の場合は通信した時間帯やエリアが混雑している状況だと速度が低下しやすいですが、上記のように使用している周辺の環境によって電波が届いていない可能性もあります。

設置場所を変えてみたり端末をチェックするなど、すぐに改善出来る部分をチェックしてみることで、速度が改善されることもありますよ。

ゲームに必要なネット回線速度はどのくらいですか?

ゲームに必要とされるネット回線速度は、遊びたいゲームの種類によって異なります。

対戦成績などの記録を重視したい場合は、最低でもダウンロード・アップロードともに30Mbps以上の回線速度があることが望ましいです。

100Mbps程度のネット回線速度があれば、ストレスフリーにオンラインゲームを楽しむことができるでしょう。

またオンラインゲームのプレイでは、回線速度だけでなく「Ping値」も重要です。

これはインターネット回線の応答速度を表す数値で、数値が高いほどゲームでラグが発生してしまいます。

Ping値は最低でも50ms以下が望ましいですが、できれば15ms以下であるとサクサクとしたプレイが可能です。

特に高い反応スピードが求められるFPSや格闘ゲームでは10ms以下を推奨しています。

インターネット回線の契約の流れはどんな感じですか?サポートはありますか?

インターネット回線を契約したい場合は、以下のような流れに沿って申し込んでみましょう。

①契約先やプロバイダを選ぶ

キャッシュバックや料金プランをチェックして選ぶだけでなく、選んだ事業者が使用エリアに対応しているか必ずチェックしておきましょう。

②プランやオプションを選ぶ

使用スタイルに合わせた月額料金プランや、必要に応じてオプションを選んでみましょう。

③申し込み手続きを進める

ウェブサイトまたはカスタマーセンターなどから申し込み、必要な個人情報や契約内容を記入して契約を進めます。

④工事実施日または端末配送日の連絡

申し込み完了後、事業者から連絡が来ます。光回線の場合は工事を実施する日程がお知らせされ、モバイル回線の場合は使用する端末の発送予定日などが送られます。

⑤(光回線の場合)工事の実施

決まった実施日に設置事業者が訪れ、導入工事を実施します。

⑥利用開始

端末の用意が完了次第、ネットワーク設定を行い接続デバイスとインターネット回線をつないで利用開始です。

はじめてのインターネット回線契約で不安がある場合は、サポートを活用しましょう。契約前からもチャットや電話サポートを使って不明点を問い合わせることが可能です。また、ウェブサイトの「よくある質問」をチェックしてみると、問い合わせる前に解決できることもありますよ。

インターネット回線はどれくらいで使えるようになりますか?

インターネット回線の利用できるようになる期間は、回線の種類によって異なります。

光回線は申し込みから設置完了までに1週間から1ヶ月程度かかるとされています。工事が混み合う時期は1ヵ月以上かかるケースもあるので、余裕をもって申し込んでおきましょう。

モバイル回線は設置作業が不要なので、契約手続きが完了するとすぐに利用できます。回線の種類や地域によって異なるため、具体的な期間はそれぞれ異なりますが、インターネット回線を利用できるようになるまでの時間は比較的短いです。端末があれば即日利用できる回線もあるので、チェックしてみてください。

インターネット回線は短期利用でも損しませんか?

インターネット回線を短期利用したい場合は、契約期間が発生せず設置に時間のかからないポケットWi-Fiやホームルーターがよいでしょう。

インターネット回線の利用料金は一般的に月額固定になるため、利用期間が短くても長くても同じ料金が発生します。そのため損になることはありません。

ただし2年契約などの契約期間が発生するプランを選んでしまうと違約金がかかるケースが多いため、契約するプランには注意してください。

また、ポケットWi-Fiはレンタルプランを用意している事業者もあります。たとえば1週間程度の海外旅行であればレンタルプランを利用した方が日額固定でさらに費用を抑えることができるでしょう。

引っ越しする場合インターネット回線はどうなりますか?

引っ越しをする場合は転居先で引き続きインターネット回線を利用することもできますし、引っ越しを機に別の事業者に転換することもできます。

引き継いで利用する場合は、引っ越し先が確定してから手続きを申し込みましょう。同じ地域内であれば住所の変更や、必要に応じて撤去・導入工事を行うことで引っ越し先での切り替えが完了します。

ただし、違うエリアになる場合やプロバイダが変わってしまう場合は、移転手続きや新規契約をしなければならないことも。自分がどのケースで手続きを行うべきか、契約中の事業者に問い合わせてみるとよいでしょう。

引っ越しを機に乗り換えを検討する場合は、契約先を選ぶ際に対応エリアをもう一度しっかりとチェックしておきましょう。その後は解約手続きや新規契約・移転の申し込みを行い利用準備となります。

いずれの場合も、引っ越しの予定が決まったら早めに回線事業者に連絡し、手続きや準備を進めることがスムーズなインターネット環境の移行に役立ちます。

インターネット回線を解約する時は違約金や撤去費用がかかりますか?

インターネット回線を解約する場合は、プランによっては違約金や撤去工事費が発生することがあります。

違約金は契約期間中に自己都合で解約となった場合や、プランの条件を満たさなくなった場合に発生します。違約金とは別に解約手続きの手数料が発生することも。

また、光回線を導入している場合は回線の撤去工事が必要となり、さらに費用がかかるため注意してください。

ホームルーターやポケットWi-Fiの場合でも、利用していた端末がレンタル期間中であれば端末の違約金が発生したり、分割払い中であれば残債を一括で支払う必要が出たりすることも。

インターネット回線を解約する際には、契約書やサービス提供条件をよく確認し、違約金や撤去費用について事前に把握しておくことが重要です。

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