韓国の40代女性に懲役25年の判決が言い渡された。
昌原(チャンウォン)地裁・晋州(チンジュ)支院刑事1部は10月8日、殺人罪で起訴された女性A氏に懲役25年を言い渡した。
A氏は昨年9月、慶尚南道南海郡で、休学中だった大学1年生の娘Bさん(18)を角材などで暴行。その後、頭に熱湯をかけ、全身の27%にやけどを負わせたとされる。
Bさんは呼吸困難を訴えていたものの、A氏は必要な措置を取らず、2日以上にわたって車内に放置。適切な治療を受けさせないまま、死亡させたとして起訴されていた。

事件は、A氏がBさんを病院の救急外来に運んだことで発覚。医療スタッフが全身の傷やあざを確認して警察に通報し、捜査が始まった。
病院に到着した時点でBさんはすでに死亡しており、国立科学捜査研究院による司法解剖の結果、重度の外傷などによるショックが死因だったことが分かった。
検察は先月10日の論告求刑公判で、A氏に極刑を求刑。「裁判過程で反省することなく、犯行と責任を否認しており、再犯の危険性も高い」と主張していた。
これに対しA氏側は「殺害する意図はなかった」として殺意を否認。寛大な判決を求めていた。

しかし、裁判所はA氏が重傷を負わせた娘を適切に治療させず、自身の行為を隠そうとした点などを厳しく指摘した。一方で、事前に犯行を綿密に計画していたとは考えにくい点などを考慮し、懲役25年とした。
A氏は、歌手兼ユーチューバーとして活動していたことも伝えられている。



