好きだった分、失望も大きかったのだろう。
そうそうたる面々が、「ファンをやめるきっかけになったスター」のトップ3に並んだ。
韓国最大級の電子掲示板「DCインサイド」では、9月7~13日にわたって「失望させる行動でファンをやめるきっかけになったスターは?」という投票が実施された。
1位に輝いたのは、計4万923票のうち15%にあたる5748票を獲得したNewJeansだった。
NewJeansは2022年夏にデビューすると、独創的な音楽とコンセプトで瞬く間にトップクラスのガールズグループへと上り詰めた。だが、所属事務所との対立や専属契約をめぐる紛争が長期化したことで、イメージにも少なからず影響が及んだ。メンバーの発言や動向をめぐって世論が分かれ、その後、一部メンバーを除いて所属事務所に戻る意思を示すまでの過程が続いた。

2位に選ばれたのは、俳優としての活躍も著しいASTROのチャウヌだった。10%にあたる3819票を獲得している。
「顔天才」と呼ばれる抜群のビジュアルに加え、俳優と歌手の活動を並行し、韓国芸能界を代表する好感度の高いスターとして地位を確立していた。しかし、税金の追徴をめぐる問題は世間に大きな衝撃を与えた。
当初は200億ウォン台の追徴課税を通知されたと報じられたが、実際の納付額は約130億ウォンと伝えられている。チャウヌは税金をすべて納付したうえで、国税庁による課税処分は不当だとして、租税審判を請求している。
3位に選ばれたのは女優のハヨン。3310票を獲得し、8%を占めた。
ハヨンはNetflixシリーズ『トラウマコード』で一躍注目を集めた。だが、今年、バラエティ番組で「4代続く医師一家」であることに言及した後、曽祖父の日本統治時代の行動が問題視された。
当初は関連する疑惑を否定していたが、資料などを確認したうえで謝罪。最終的に、自身をスターダムへと押し上げた『トラウマコード』の続編から自ら降板するに至った。


3組の騒動は、その性質がまったく異なる。NewJeansは所属事務所との契約をめぐる紛争、チャウヌは税金問題、ハヨンは家族の過去をめぐる騒動だ。
しかし、今回の投票結果には一つの共通点が見える。騒動以前に築き上げていたイメージが良かっただけに、失望の落差も大きかったという点だ。
NewJeansは爽やかで独創的なイメージで愛され、チャウヌは品行方正で模範的なスターの代表格とされていた。ハヨンもまた、『トラウマコード』をきっかけに、フレッシュで好感の持てる女優として急速に知名度を高めた。
だからこそ、騒動そのもの以上に、それまでのイメージと現実とのギャップがファンに大きく響いたとみられる。
ただし、今回の結果はあくまで一部の利用者を対象としたネット投票だ。世間全体の世論や、実際にファンが離れた規模を示す指標ではない。
それでも、「ファンをやめる」という意味の言葉が付いたランキングに3組が並んだことは、スターにとってイメージがいかに重要な資産であるかを示している。



