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KDDI、6G向け7GHz帯の屋外実証で世界最高水準の3.6Gbpsを達成

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KDDI、6G向け7GHz帯の屋外実証で世界最高水準の3.6Gbpsを達成
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 KDDIとKDDI総合研究所は、Samsung Researchの協力のもと、6G向け周波数として検討されている7GHz帯を使用した屋外実証実験を実施し、基地局から端末へのダウンリンク通信で3.6Gbpsを達成したことを発表した。

 同実証は、2026年8月18日から8月20日まで、韓国・ソウルのSamsung Electronics R&Dキャンパス敷地内で実施されたもの。Extreme Massive MIMO技術を採用した基地局と、1024QAMの変調方式を組み合わせ、100MHz幅のダウンリンク通信において世界最高水準の通信速度を確認したという。

 7GHz帯は、2027年に開催予定の国際電気通信連合(ITU)の世界無線通信会議「WRC-27」で、6G向け周波数帯域として利用が議論される予定の周波数帯。広帯域での大容量通信が期待される一方、Sub6と比べて周波数が高く、伝搬損失が大きいため、電波が届きにくいという課題がある。

 今回の実証では、7GHz帯で100MHzの帯域幅を使用し、Extreme Massive MIMO技術を採用した基地局を屋外に設置した。Extreme Massive MIMOは、5Gで広く使われているMassive MIMOを進化させた次世代アンテナ技術で、千個以上のアンテナ素子を用いて電波の送信方向を緻密に制御できる。

 同技術により信号品質を高めたことで、従来の5Gで広く用いられている256QAMより多くの情報を送信できる1024QAMの適用が可能になった。8レイヤーを用いた同一環境での比較では、256QAMでの通信速度3.0Gbpsに対し、1024QAMでは3.6Gbpsを達成。通信速度を20%向上させた。

 また、多数のアンテナ素子を活用して特定方向へ電波を集中させることで、7GHz帯においても同一地点に設置したSub6基地局と同等の通信エリアを確保できることを確認した。安定した通信が見込まれる受信電力水準を満たした地点の割合が、Sub6と比較して95%に達したとしている。

 各社の役割は、KDDIとKDDI総合研究所が試験項目の立案および測定作業を担当し、Samsung Researchが実証環境の構築、基地局機能の開発、測定作業を担った。

 KDDIは、大容量・低遅延の通信ネットワークとAI計算基盤を融合させる「デジタルベルト構想」を推進している。今回の成果について同社は、AI時代の通信需要を支える大容量通信の実現に貢献するものと位置づけており、今後も6Gに向けた高速大容量通信技術の研究開発を進めるとしている。

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《福田マリ》

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