スペイン代表の頭脳だった男に疑惑が浮上した。
韓国サッカー協会は9月1日、ロベルト・モレノ氏(48)を韓国代表の暫定監督に選任したと正式に発表した。
ホン・ミョンボ監督の辞任後、後任人事をめぐって紆余曲折があった韓国サッカー協会は、一般公募を経て後任監督を選出した。
モレノ氏との契約期間は11月27日まで。9~10月に予定されている4試合の国際Aマッチを含め、計6試合で指揮を執る予定だ。その期間の成績次第では、来年1月にサウジアラビアで開催されるアジアカップまで代表チームを率いる可能性も残されている。

モレノ氏の強みとしては、スペイン代表での7勝2分けの成績に加え、データに基づいた戦術設計や相手分析能力が挙げられている。モレノ氏は2019年、一時的にスペイン代表を指揮し、国際Aマッチで7勝2分けという成績を残した。韓国サッカー協会も、データの活用能力や戦術、相手分析能力を主な長所として評価したとされている。
一方で、英メディアが過去に報じた「モレノ氏はAIサービスに過度に依存し、トレーニング計画の作成や選手獲得に活用していた」との指摘も再び注目を集めており、AIに頼り切っているのではないかという疑惑が浮上。特殊部隊の兵士さながらに、長距離遠征を前に「28時間眠らないトレーニング日程」を組んだとの主張まで報じられた。

これについてモレノ氏は、自ら疑惑を否定。「ロシア語の翻訳のためにAIサービスを使ったことはあるが、トレーニング日程の調整や選手獲得などのためにAIを活用した事実はない」と説明し、疑惑を否定している。
モレノ氏は2014年から2017年までルイス・エンリケ氏を補佐し、バルセロナでコーチを務めた。その後、2018~2019年にはスペイン代表のコーチと監督を務めた。さらにASモナコ、グラナダ、ソチなどで指揮を執った。
2023年にも韓国代表監督に立候補していたが、最終的にはユルゲン・クリンスマン氏が選ばれた。
(記事提供=OSEN)



