もうTWICEは、“不動産大物グループ”と呼んでもいいかもしれない。
今度はナヨンが、95億ウォン(約11億円)規模の不動産を購入した。
しかも、TWICEで高額不動産を手にしているのは彼女だけではない。すでにジヒョ、モモ、ツウィにも、それぞれ数十億ウォン規模の不動産購入が報じられている。
世界的な人気を誇るトップアイドルなのだから、「TWICEはやはり稼いでいる」で終わらせることもできる。
ただ、11年目を迎えた今のTWICEを見ると、この不動産購入ラッシュは単なる“若き富豪”のニュースとは少し違って見えてくる。
メンバーたちは今、仕事だけでなく、資産の持ち方や生活基盤まで、それぞれ自分で設計する段階に入っているのではないだろうか。
そして同じタイミングで、9人全員が同じ事務所に所属するという従来の形も、すでに崩れ始めている。
ナヨンだけで約134億ウォン
韓国メディアによると、ナヨンは今年5月、ソウル・江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)の土地と建物を95億ウォンで購入したという。8月24日には、所有権移転登記を終えた。

購入したのは地下1階・地上2階建ての古い建物で、最近になって全体が近隣生活施設へ用途変更されたという。
不動産業界では、土地そのものの価値や、将来的な新築の可能性なども視野に入れた購入ではないかと分析されている。
ナヨンは2024年にも、江南区論峴洞(ノニョンドン)の高級住宅「ブライトンN40」を39億3623万ウォン(約4億6000万円)で購入している。
つまり、ここ2年ほどで報じられた不動産購入額だけでも約134億ウォンに上るわけだ。
同じTWICEでは、ジヒョも2024年、ソウル・聖水洞(ソンスドン)の古い建物を40億ウォン(約4億6000万円)台で購入した。こちらは全額現金だったとされ、周辺相場や鑑定価格との比較から、現地では比較的良い条件で取得したとの評価も出ている。

ナヨンとジヒョに共通するのは、単に「高級不動産を手にした」というより、土地や建物そのものの資産価値まで意識したように見える点だ。
モモは高級住宅、ツウィは故郷・台湾で
一方、日本出身メンバーのモモが選んだのは、ソウル近郊の新興富裕層エリアとして知られる京畿道・九里(クリ)市のアチウル村だった。
昨年10月、高級住宅を42億7000万ウォン(約4億9000万円)で購入。別途の抵当権設定がなく、40億ウォンを超える購入代金を現金で支払ったとして注目された。

ツウィは韓国ではなく、故郷の台湾・高雄に不動産を持つ。
2023年、高雄でも最高額クラスとされた高級ペントハウスを約1億台湾ドル、当時の韓国ウォン換算で約41億ウォン(約4億7000万円)で購入したと報じられた。母親が投資した医療・美容クリニックの向かいに位置しており、現地では家族の利便性も考えた購入との見方が出ていた。

不動産購入を報じられた4人だけを見ても、選んだ不動産はかなり違う。
都心の土地・建物を取得するメンバーもいれば、高級住宅を選ぶメンバーもいる。故郷に資産を置くメンバーもいる。
同じTWICEとして世界を回ってきた9人だが、稼いだお金をどこに置くかという段階になると、それぞれの人生が見え始める。
11年目、もう「9人全員がJYP所属」ではない
そして今、その変化は不動産だけではない。
ジョンヨンが8月10日にJYPエンターテインメントを離れ、実姉で女優のコン・スンヨンも所属するVAROエンターテインメントと専属契約を締結したことが発表された。

さらに3日後の13日には、チェヨンもJYPを離れることを自ら明らかにした。チェヨンは直筆の手紙で、ファンに向けて非常に重要な言葉も残している。
「TWICEとしての活動はこれからも変わらず続けていく」
つまり、JYPを離れることと、TWICEを離れることは別だということだ。ここに、11年目を迎えたTWICEの現在地がよく表れているのではないだろうか。

2015年にデビューした当時は、9人全員がJYPエンターテインメント所属の新人アイドルだった。
しかし、世界ツアーを成功させ、長年トップグループとして活動してきた現在は違う。
数十億ウォン規模の不動産を自ら取得できるだけの経済力を持ち、個人活動の方向性もそれぞれ異なる。少なくとも、「TWICEであり続けること」と「全員が同じ事務所に所属すること」は、もはや同義ではなくなった。
それでも「TWICE」は続ける。
これからは「同じ会社にいること」が条件ではない?
TWICEは現在、2度目の再契約を意識される時期に入っている。
ただ、ジョンヨンとチェヨンがすでにJYPを離れたことで、以前のように「9人全員がJYPと再契約するのか」という問いだけでは、今後を語れなくなった。
むしろ注目したいのは「ソロ活動は各自で、グループ活動は一緒に」という形を、どこまで現実のものにできるのかという点だろう。
所属先も、個人活動も、資産を置く場所も違う。9人それぞれが、自分の人生を持つ段階に入った。
それでも必要なときには集まり、TWICEとしてアルバムを出し、ステージに立つ。

もしこの形を長期的に維持できれば、TWICEはK-POPガールズグループの長寿化において、一つの新しい形を示すことになるかもしれない。
ナヨンの95億ウォンという購入額は確かに目を引く。だが、興味深いのは金額そのものだけではない。
ナヨンは清潭洞、ジヒョは聖水洞、モモはソウル近郊、ツウィは故郷・台湾。それぞれが、自分の考えで資産を築き始めている。
仕事の面でも、ジョンヨンとチェヨンはすでにJYPエンターテインメントを離れた。
11年前、同じグループとして走り始めた9人は今、それぞれの仕事、資産、生活を持つ大人になった。
それぞれが自分の人生を歩みながら、それでも9人でTWICEを続けられるのか。
相次ぐ高級不動産購入も、そんな“11年目の自立”を象徴するニュースとして見ると、少し違って見えてくる。
■【写真】ほぼ丸見え…TWICE・モモ、胸元ぱっくりランジェリー衣装の貫禄



