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「あれだけ騒いで育てていたのに」まだ1歳の娘まで叩かれる…韓国タレント、“赤ちゃんビジネス”の代償

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「あれだけ騒いで育てていたのに」まだ1歳の娘まで叩かれる…韓国タレント、“赤ちゃんビジネス”の代償
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飛行機の遅延騒動が、思わぬ方向へ広がっている。

タレントのパク・スホンと、その家族だ。

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パク・スホンは8月23日、家族とともに仁川からグアムへ向かう航空機に搭乗した際、娘が激しく泣いたことから一度は降りる意思を伝えた。

しかし、その後に娘が泣き止んだため意思を翻した。その騒動で、結果として飛行機の出発が約1時間も遅れたという。

本人は8月26日に謝罪。「航空関連の手続きに対する自分の無知から起きたことであり、どんな言い訳の余地もない」と責任を認めた。

大韓航空も、パク・スホン一家に特別な便宜を図ったわけではなく、一般乗客と同じ手続きで対応したと説明している。

つまり今回の件は「芸能人だから特別扱いされた」という騒動ではない。それでも批判の声は、今も収まっていない。

さらに問題なのは、その矛先がパク・スホン本人だけでなく、まだ1歳の幼い娘ジェイちゃんにまで向かい始めたことだ。

ジェイちゃんとパク・スホン
(写真=パク・スホンInstagram)ジェイちゃんとパク・スホン

妻キム・ダイェのSNSに掲載されていたジェイちゃんの写真には、「大げさに育てていたと思ったら結局こんなことになった」「一般人なら絶対にできなかった」といった批判的なコメントが相次いだという。

パク・スホンが謝罪文のコメント欄を閉じていたことから、「こちらに攻撃が集中している」と指摘する声まで出ている。

娘への中傷は明らかに一線を越えている、が

まず、これははっきりさせておきたい。ジェイちゃんに今回の騒動の責任はない。

航空機から降りると判断したのも、それを取り消したのも親だ。幼い娘の写真に悪意ある言葉を書き込むことには、何の正当性もない。

ただ、それでこの問題を終わらせていいのだろうか。

なぜならパク・スホン夫妻は、これまで幼い娘の顔や名前、成長過程を積極的に公開し、家族コンテンツや広告の中心に置いてきたからだ。

ジェイちゃんは誕生後、家族YouTubeやSNS、テレビなどを通じて継続的にその成長が公開されてきた。さらに生後わずか1年余りで、十数本もの広告に出演したことも大きな話題になった。

つまりジェイちゃんは、単に「有名人の娘」として知られているのではない。顔も名前も日常も成長過程も、多くの人に見られるコンテンツとなり、その注目度が広告価値にもつながってきた存在なのだ。

パク・スホンとジェイちゃん
(画像=パク・スホンYouTube)パク・スホンとジェイちゃん

近年の韓国芸能界では、“芸能人の子ども”が強力なコンテンツになっている。

赤ちゃんは注目を集めやすい。成長そのものが物語になるため、継続的に動画やSNSを見てもらえる。親にとっても家庭的なイメージを得やすく、育児用品や生活用品など広告との相性もいい。

言い方は少し冷たいが、「赤ちゃんビジネス」は注目度や継続性、広告との結びつきという点で、非常に強いビジネスモデルといえる。

パク・スホン一家は、その恩恵を受けてきた一例だろう。

ジェイちゃんの可愛らしい姿が話題になれば、動画は見られる。SNSも注目される。広告にもつながる。

そのとき子どもは「一般人だから見ないでほしい」という存在ではない。むしろ、積極的に見てもらうことによって価値が生まれている。

ところが、今回のように親が炎上すると、同じ「注目」が一気に負の方向へ転じる。

ここに、子どもをコンテンツ化することの最も大きな危うさがある。

注目の“いいところ”だけを選ぶことはできない

もちろん、「広告に出したのだから中傷されても仕方がない」という話ではない。

それは完全に別問題だ。子どもへの中傷は許されない。しかし同時に、親には問われるべきことがある。

子どもの顔や名前、生活、成長を継続的に公開し、その注目を人気や広告につなげておきながら、その視線が好意ではなくなったとき、親は「子どもは関係ない」として完全に切り離すことができるのか。

パク・スホン家族
(写真=キム・ダイェSNS)パク・スホン家族

理屈の上では、当然関係ないが、世間の関心というものは、広告契約のときだけ都合よく働いてくれるわけではないだろう。

一度、家族全体をコンテンツとして世間に差し出せば、親への好感も、子どもの人気も、家族の日常もひとつの物語として消費される。

そして、その物語にトラブルが起きたときだけ、子どもの部分だけを突然切り離すことは難しくなる。それは今回の騒動が、残酷なほどわかりやすく示している。

これまで子どもの注目度を家族コンテンツや広告に結びつけてきた以上、こうしたリスクまで想定し、娘を守る責任が親にはあったのではないか。

子どもがもたらす好意や注目をビジネスに利用する以上、その注目がいつまでも好意だけであり続けるとは限らないという現実まで、親は引き受けなければならない。

「見てほしい」と差し出してきた家族の日常は、都合のいいときだけ私生活には戻らない。赤ちゃんの可愛らしさは、芸能人に大きな人気と商業的価値をもたらす。だが、その注目には必ず裏側がある。

今回の騒動は、パク・スホン個人の判断ミス以上に、韓国芸能界で広がる「赤ちゃんビジネス」が抱えてきた危うさを、改めて突きつけた出来事なのかもしれない。

◇パク・スホン プロフィール

1970年10月27日生まれ。1991年の第1回KBS大学ギャグ祭を通じてコメディアンとしてデビュー。同ギャグ祭出身の4人で活動し、巧みなトーク術や長身のビジュアルで愛された。KBSのバラエティ番組をはじめ様々な番組でMCを務め、国民的なタレントに。2021年4月、自身の出演料などを長年横領してきたとして、マネジメントを務めていた実兄夫婦を告訴。同年7月に23歳年下のキム・ダイェと結婚した。2024年10月、娘が誕生している。

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《スポーツソウル日本版》

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