審判への性接待疑惑が浮上した韓国サッカー協会。
解説者も怒りを隠せない様子だ。
サッカー解説者のパク・ムンソン氏は8月6日、自身のYouTubeチャンネルで、同日にJTBCが報じた韓国サッカー協会の性的接待疑惑について取り上げた。
JTBCの報道によると、韓国サッカー協会は2011年3月から2012年3月までの間、外国人審判約20人に性的接待を提供したという。
この問題を調査した文化体育観光部も、関係者の証言や法人カードの使用履歴、領収書、協会側の釈明資料などを総合的に検討した結果、実際に性的接待が行われたと判断したとされている。確認された試合は7試合に及び、そのうち3試合は2014年ブラジルW杯予選と2012年ロンドン五輪予選で、残る4試合は韓国代表の親善試合だったという。
当時、韓国サッカー協会の審判部門の幹部だった関係者らも、性的接待の事実を認めたとされる。関係者らは、外国人審判側からマッサージ店や性的接待を要求されたとし、判定面での不利益を避けるための慣習的な対応だったと主張した。その過程で、「とにかく審判の機嫌を取ろうとした」「そうすれば翌日の試合でも笛をうまく吹いてくれると思った」など、衝撃的な発言も出ている。

ただ、韓国サッカー協会は、15年前の出来事であるため正確な確認は難しいとの立場を示している。一方で、過去に不適切な出来事があった可能性は認めつつも、2013年にチョン・モンギュ前会長が就任した後、クリーンカードシステムを導入するなど、法人カードの使用管理や内部規定を強化しているため、現在は問題ないと説明した。
今回の問題は、JTBCが2016年に文化体育観光部による韓国サッカー協会の監査報告書を入手したことで明らかになった。監査の過程で、2011年当時の協会関係者が法人カードを使い、マッサージ店などで決済した記録が確認されたとされている。
これらの報道について、パク氏は「外国人審判を相手に接待したということだ。違法な店を回り、それを法人カードで支払ったということ。そもそもの認識が完全に欠けている。いかに国際的な恥なのかわかるか」と怒りをあらわにした。
さらに「“明日の試合、よろしくお願いします”ということか。勝敗に影響を与えようとしたのではないか」と指摘。「審判への接触自体が重大な問題なのに、そのうえ違法な店を利用し、その費用を法人カードで支払っている。すべてを考えると、韓国サッカー協会やそこで働く人々の考え方が、どれほど浅はかで時代遅れなのかを示している」と批判した。

また、関係者が「慣習だった」と発言したことについては苦笑しながら、「どうしてそれを慣習という言葉で片付けられるのか。何でも慣習になってしまう」と怒りを示し、「本当に事実でなければいいと思う。もし事実なら、これまで私たちが、これは問題ではないのか』と言っていたレベルを超え、国際問題に発展する可能性がある。“W杯予選や五輪予選で審判を金で買ったのか”と言われたらどうするつもりだ」と懸念を示した。
一部では、五輪予選の試合も含まれていることから、2012年ロンドン五輪で獲得した銅メダルが剥奪される可能性を懸念する声も出ている。これについてパク氏は「いや、その話までするのはやめておこう」と首を横に振った。
最後に「本当に正気ではない。サッカーをすべて台無しにするつもりなのか。まったく昔の話というわけでもない。10年以上前の話だ」とあきれた表情を見せた。
(記事提供=OSEN)



