BTSのVが制作した楽曲が、フランス大統領のSNSに登場したと話題を集めている。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は6月16日(現地時間)、仏エビアンで開催されたG7サミットに関する映像を公式SNSで公開した。
映像には、マクロン大統領が各国首脳と挨拶を交わす様子が収められている。登場シーンでは、それぞれの国を象徴するような楽曲がBGMとして使用されており、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領の登場シーンでは、『ARIRANG』収録曲の『Into the Sun』が流れた。
この曲は、Vが作詞・作曲に参加。運動を終えて帰宅する途中に思い浮かんだテーマから着想を得て、その場で口ずさんだメロディをもとに完成させたという。

Vは制作に携わったものの、当初はアルバムへの収録について慎重な姿勢を見せていた。「アルバムとの相性を冷静に考えなければならない。この曲以外にもメンバーたちが作った良い曲がたくさんあるので、あえてこの曲を入れる必要があるのか悩んだ」と語っていた。しかし、メンバーたちの推薦を受け、最終的にアルバムに収録された。
海外メディアからの評価も高い。米紙『ニューヨーク・タイムズ』は「まるで催眠術をかけるように心を落ち着かせる楽曲」と評し、音楽メディア『ローリング・ストーン』は「恍惚とさせる楽曲。ファルセットのハーモニーとゆったりと輝くようなテンポが調和し、BTSの前に広がる無限の可能性を見守っているような感覚を与える」と紹介した。
また『BBC』も、「実験的で興味深い楽曲であり、デジタルエフェクトによって切なく神秘的な雰囲気が加えられている」と評価している。

ステージ上での反響も大きかった。Vがワールドツアーの高陽(コヤン)公演初日に即興で披露した同曲のダンスは、ファンの間でチャレンジとして広がった。さらに、米『ビルボード』がリリース日に実施した『ARIRANG』収録曲の人気投票では、28.43%の支持を集めて1位に輝いた。
『ARIRANG』のリード曲は、7番目に収録されている『SWIM』だ。しかし、それではなく、ラストトラックの『Into the Sun』を選んだあたり、マクロン大統領は結構なBTS通なのかもしれない。
◇V プロフィール
1995年12月30日生まれ。韓国・大邱広域市出身。本名キム・テヒョン。身長179cm。2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、グループ内ではサブボーカルを務める。“美少年”と呼ぶに相応しいビジュアルとのギャップを感じさせる低音ボイスが特徴で、ボーカルラインの中でも主に中低音パートを担当している。優れたビジュアルが世界的に評価されており、映画情報サイト『TC Candler』が発表する「世界で最もハンサムな顔100人」の上位にたびたびランクインしている。兵役のため2023年12月11日に入隊し、2025年6月10日に除隊した。



