「おい、ブス。前へ出ろ」
ガールズグループ4Minute(フォーミニッツ)出身の女優ナム・ジヒョンが、過去にドラマ監督から受けた暴言を告白し、波紋を広げている。
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ナム・ジヒョンは3月3日、女優ファン・ボラのYouTubeチャンネル「ボライエティ」に公開された動画に出演。映像の中で彼女は、現在「バレエ+ピラティス」の講師として活動している近況を明かし、注目を集めた。
2009年に4Minuteとしてデビューしたナム・ジヒョンは、2016年のグループ解散後、女優としての道を歩んできた。空白期の無力感を癒やすために始めた「バレエ+ピラティス」に魅了され、今ではピラティスの講師資格を取得して教えるまでになったという。
そんな中、ナム・ジヒョンは運動を終えた後の対談で、初めてドラマ撮影に臨んだ際のエピソードを告白した。「4Minuteとして活動していた頃、最初の撮影現場でカメラ監督から『おい、ブス。前へ出ろ』と言われた」と当時の状況を回想。「当時は口の悪い監督が多かった」と同調していたファン・ボラでさえ、耳を疑うほどの暴言だった。

しかし、彼女本人は当時を振り返り、「これはポジティブに受け止めようと心に決めた。だから『はい、ブスが行きます』と答えて前に出たんです」と冗談めかして語った。続けて、「撮影終了後にその監督から謝罪された。4Minuteだとは知らず、新人女優だと思って度胸をつけさせようとしたらしい」と淡々と明かした。
ナム・ジヒョンのドラマデビュー作は、2010年から2011年にかけて放送されたSBSドラマ『大丈夫、パパの娘だから』。当時、彼女は助演のシン・ソンヘ役で出演していた。その後、『千回のキス』『マイ・リトル・ベイビー』『最強配達人~夢みるカップル~』『不滅の恋人』『なぜオ・スジェなのか』など数々の作品に出演し、着実にキャリアを積んできた。
2010年の映画『ミッドナイトFM』への特別出演を皮切りに、映画界にも進出し、俳優としての活動領域を広げている。地道に活動を続けてきた彼女に対し、撮影スタッフが放った心ない言葉は、ファンだけでなくネットユーザーの間でも大きな衝撃を与えている。
映画監督も苦言
韓国の撮影現場における怒号や暴言は、近年芸能界でも問題視されている。映画『王と生きる男』(原題)で大ヒットを記録したチャン・ハンジュン監督は、現場の雰囲気を守るため、メインスタッフへ「私の現場で声を荒らげることは許さない」と徹底させている例もある。

それだけに、今なお浮き彫りになる過去の暴言の実態は、切なさを禁じ得ない。人気グループのメンバーとして知られていた彼女でさえ、現場で「気勢を制するため」という名目で暴言を浴びせられたのだとすれば、当時の無名俳優や新人たちが受けた扱いは想像に難くないからだ。
アイドル出身で経歴が明らかなナム・ジヒョンの告白だけに、ネット上では暴言を吐いたスタッフを特定しようとする動きも出ている。大衆の共感を呼ぶべき創作の現場で起きていた矛盾した振る舞いが、深い後味の悪さを残している。
(記事提供=OSEN)
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