韓国・サムスングループ傘下の商社兼ゼネコン、サムスン物産が、建設現場で発生した死亡事故を受け、全国の現場で作業を中断した。
同社は10月30日に声明を発表。「故人のご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族に深い哀悼の意と心からのお詫びを申し上げる。労働者の安全という根本的な責務を果たせなかった点について、すべての関係者の皆さまに深くお詫び申し上げる」とした。
続けて「事故現場および全国のすべての建設現場で作業を中止し、特別安全教育の実施と緊急安全点検に着手した」と説明。「事故を防げなかった自らの不十分さを省み、現場の労働者や協力会社とともに事故発生の根本原因を究明し、再発防止策を速やかに講じる」と強調した。
なお、前日午前7時38分ごろ、サムスン物産が施工する京畿道城南市盆唐区三坪洞(サンピョンドン)のPSMタワー建設現場で、下請け会社に所属する60代の男性が鉄骨を移動していたショベルカーに接触し、死亡する事故が発生した。

■故サムスン元会長の邸宅はなんと431億ウォン!韓国高額住宅のランキングが話題に



