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トレカの次はボードゲーム 韓国Kリーグが追求する“試合以外の楽しみ作り”「将来のファン層開拓にも繋がれば」

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トレカの次はボードゲーム 韓国Kリーグが追求する“試合以外の楽しみ作り”「将来のファン層開拓にも繋がれば」
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Kリーグが韓国プロスポーツとしては初めてボードゲーム市場に進出する。そこには「試合以外にも楽しめるコンテンツを作りたい」という思いがあった。

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Kリーグを主管する韓国プロサッカー連盟は、本日(7月25日)よりソウル汝矣島(ヨイド)の「ザ・現代ソウル」で開催する「Kリーグ×ズートピア ポップアップストア」において、Blue Marble(ブルーマーブル)Kリーグエディション」と「Dobble(ドブル)Kリーグ」のボードゲーム2種類を販売する。

「Blue Marble Kリーグエディション」は、Kリーグ1・2部全26チームのマスコットを“コマ”として活用し、応援するチームを買収して成長させるボードゲームだ。世界的なスポーツカード企業「PANINI(パニーニ)」と協業して制作されたKリーグ公式トレーディングカードとも連動し、ゲーム内でチームの戦力強化が楽しめる構成となっている。

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(写真=Kリーグ公式Instagram)「Blue Marble Kリーグエディション」

もう一つの「Dobble Kリーグ」は、各チームのエンブレムやマスコット、優勝トロフィー、サッカーボールなどKリーグにちなんだイメージが描かれたカードを使い、同じ絵柄を素早く見つける絵合わせゲーム。計5つのミニゲームを遊ぶことができ、反射神経を競うシンプルなルールで年齢問わず楽しめるのが特徴だ。

「試合以外にも楽しめるコンテンツがあれば」

連盟のIP事業チームでチーム長を務めるイ・チャンフン氏は、本紙『スポーツソウル』のインタビューにボードゲーム販売の経緯をこう明かす。

「自分は連盟の職員であると同時にKリーグの熱狂的なファンなので、スタジアムにもよく足を運びます。特に済州島など遠方へのアウェイ遠征の際は、家族や友人と旅行を兼ねて行くことが多く、試合以外にも一緒に楽しめるコンテンツがあればと思ってました。宿泊先で一緒に試合の話をしながら楽しめるものが何かを悩んだところ、ボードゲームが思い浮かびました」

また、「Kリーグ公式トレーディングカードを過去2年間発売してきましたが、単なる“収集”だけではファンがすぐに興味を失ってしまうと感じていました。収集以外にカードを活用できる方法を悩んだ末に、家族や友人と一緒に楽しめるゲームを作るのはどうかと思い、ボードゲームという形にたどり着いたのです」としている。

Kリーグ
(画像提供=韓国プロサッカー連盟)左が「Blue Marble Kリーグエディション」、右が「Dobble Kリーグ」

連盟はイ・チャンフン氏の主導でボードゲームメーカー「シアッサ」と「アスモデ」を訪問し、Kリーグ仕様で開発が可能なゲームなどを研究。そうして今回の「Blue Marble」と「Dobble」が採用されるに至った。

イ・チャンフン氏は「Dobbleは子どもの学習教材として使用されるほど、広く知られています。低年齢層が多く楽しむゲームなので、将来のファン層を開拓するうえで良いコンテンツだと考えました。Dobble Kリーグを楽しむためには、Kリーグ全チームのエンブレムとマスコットを覚えなければなりません。なので、自然とクラブをプロモーションすることができます」と語る。

連盟は今後、ボードゲームを活用した大会イベントの開催も構想しており、ファンのフィードバックを受けてボードゲームのラインナップを拡大する計画も立てている。

イ・チャンフン氏は最後に、「流通側ではKリーグとボードゲームを掛け合わせたコンテンツがまだ検証されておらず、疑問点が残っています。ただ、市場で良い反応が確認されれば、大型マート(スーパー)などでより多くの消費者の方々に近づこうと考えています」と、今後のビジョンを伝えた。

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《スポーツソウル日本版》
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