韓国代表率いるホン・ミョンボ監督が、E-1選手権第2戦に出場したJリーガー2人のパフォーマンスに対する評価を伝えた。
韓国は7月11日、龍仁(ヨンイン)ミルスタジアムで行われたE-1選手権の第2戦で香港に2-0で勝利。7日の中国戦から先発11人を全員入れ替えた中でも2連勝を収め、来る15日の日本戦へ弾みをつけた。
この日、韓国のJリーグ組ではMFナ・サンホ(FC町田ゼルビア)とDFキム・テヒョン(鹿島アントラーズ)がの2人が先発出場した。

ナ・サンホは2023年6月16日の親善試合vsペルー戦以来、約2年ぶりに代表のピッチに立ち80分間プレー。普段はFWソン・フンミン(トッテナム)が着用する背番号「7」を付け、先発フィールドプレーヤーの最年長として攻撃をけん引した。
一方のキム・テヒョンは悲願のA代表デビュー。3バックの左でフル出場し、チームの2試合連続クリーンシートに貢献した。
ちなみに、韓国はキム・テヒョンら3バック、また両ウィングバックのDF登録5人が国際Aマッチ初出場。FWオ・セフン(FC町田ゼルビア)は中国戦に続き控えで出番がなかった。
ホン・ミョンボ監督は試合後のインタビューで、先発出場した2人のJリーガーに言及。「キム・テヒョンはA代表として初めての試合だったが、とても安定的にゲームをマネジメントした。ナ・サンホも代表選手としての豊富な経験を活かし、若い攻撃陣が経験的に足りない部分を上手く補いながらプレーしてくれた」と両選手を労った。

韓国は次戦、2019年大会以来2大会ぶり6度目の優勝をかけて15日に日本と激突。現役時代にJリーグでも活躍した指揮官は、「E-1選手権では常に日本との最終戦が最も重要だった。勝利に焦点を合わせて準備する」と“日韓戦”への意気込みを語った。
日々Jリーグの舞台で日本人選手たちと切磋琢磨するナ・サンホとキム・テヒョン、そして2試合連続“温存”のオ・セフンが森保ジャパンに立ちはだかる。
(取材・文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)