Uber Eats Japan合同会社は、2025年上半期（1月1日～5月31日）にUber Eatsで「料理」「デザート」「食品・日用品」「コンビニ商品」の4部門の傾向を分析し、「2025年上半期トレンドランキング」を発表した。
料理部門では、「麻辣湯（マーラータン）」が1位、「ハンバーガー」が2位、「油そば」が3位にランクインした。その日の気分に合わせて具材や辛さをカスタマイズできるパーソナライズ性に加え、低カロリーで野菜や食物繊維を豊富に摂取できる点が、美容・健康意識の高いユーザー層からの支持を集めている。
ランキング上位には、油そば、ラーメン、まぜそばといった「しっかり 味」と「麺欲（麺類を食べたい欲求）」を満たすメニューが数多くランクインした。特に3位の油そばはスープがないため、伸びにくくこぼれにくいというデリバリーとの高い相性が評価され、ラーメン・まぜそばと並び定番メニューとしての地位を確立しつつある。
デザート部門では「タピオカティー」が1位、「アサイーボウル」が2位、「アサイー&グリークヨーグルト」が3位を獲得した。上位にはバリエーションの豊富さと「映え」要素を兼ね備えたクレープ、さらに韓国発で日本でも人気が拡大しているグリークヨーグルトなど、「外に出ずに贅沢気分を味わえる」スイーツとして支持を集めているデザートがランクインした。
食品・日用品部門では「天然水（2L）」が1位、「牛乳」が2位、「コカ・コーラ（1.5L）」が3位などの冷蔵庫に常備したい飲料類が上位にランクインしている。特に重さやかさばりといった運搬の負担を、デリバリーで解決したいという生活者心理が反映されていると読み取れる。
上位には、「今これが足りない」「ついでにこれも欲しい」といった「ちょい足し買い」や「ついで買い」のニーズに応えるアイテムが数多くランクイン。バナナ、納豆など、翌朝の朝食用として需要の高い定番品に加え、野菜では「もやし」が圧倒的な人気を集めており、日々の料理に欠かせない存在であることがうかがえる。
コンビニ部門では「からあげクンレッド」が1位、「手巻おにぎりシーチキンマヨネーズ」が2位、「からあげクン北海道チーズ」が3位にランクインした。現在Uber Eatsに加盟しているコンビニエンスストアの中では、ローソンが全国で約7000店舗と非常に多く、今回のランキングでもローソンの商品が多数ランクインする結果となった。
上位10商品のうち半数以上が「ホットスナック・揚げ物系」で、自宅やオフィスなどどこでも手軽に楽しめ、かつ満足感の高いアイテムとして高い支持を集めていると考えられる。
