櫻坂46四期生のお披露目イベント『櫻坂46四期生 First Showcase』が東京・有明アリーナで開催された。イベントでは、初の四期生オリジナル曲「死んだふり」のミュージックビデオ公開や、全国ツアーへの参加が発表された。
勝又春と目黒陽色による影アナに続き、佐藤愛桜と松本和子によるバイオリン演奏でイベントは開幕。ステージに9名が揃うと、浅井恋乃未の「皆さん、初めまして。櫻坂46四期生です！」という挨拶とともに自己紹介が行われた。
司会としてグループの冠番組『そこ曲がったら、櫻坂？』のナレーター庄司宇芽香が登場すると、客席から歓声が上がった。登場時から涙を見せた稲熊ひなは「初めてのステージでこんなにたくさんのBuddiesの皆さんが来てくださって緊張するんですけど、皆さん温かくて……ありがとうございます」と感謝を伝えた。
山川宇衣の「一生懸命頑張りますので、是非温かい声援をよろしくお願いします！」という意気込みに続き、メンバーはそれぞれ特技を披露。サックス演奏やリズム薙刀、ギター弾き語り、書道、腹話術、チア、柔軟体操からのハードル走など、多彩な個性でアピールした。
キャプテン・松田里奈のVTR出演を挟み、私服ファッションショーも実施。制服姿とは異なる一面を見せた。
イベント後半は、待望のライブパフォーマンスへ。「Overture」が流れると会場の熱気は上昇。1曲目は「自業自得」。センターの目黒陽色を中心に激しいダンスで観客を圧倒した。続く「ドローン旋回中」では、センターの山川が「Buddiesの皆さん、声出せますか？ いくぞー！」と煽り、タオルを手に笑顔でパフォーマンスした。
MCで目黒は「『自業自得』は私たちが最初に練習した曲。ここで披露することができたことを嬉しく思います」、山川は「皆さんとの距離もグッと縮まったんじゃないかな」と語った。
その後、山田桃実が「私たち櫻坂46四期生に最初にいただいた楽曲です」と紹介し、初の四期生オリジナル曲「死んだふり」を初披露。センターの山田を軸に、ユニークな振り付けで観客を魅了した。
続いて「静寂の暴力」では、センターの佐藤を中心に、感情をぶつけるパフォーマンスを繰り広げ、客席からは大きな拍手が送られた。
アンコールでは「櫻坂の詩」で会場を桜色に染め上げた。浅井は「私たちが掲げたスローガン『団結』『圧倒』『咲き続ける』を胸に、これから努力していきます！」と宣言した。
終演後には、「死んだふり」のミュージックビデオが6月16日22時にYouTubeで公開されること、そして7月から開催される全国ツアー『5th TOUR 2025 “Addiction”』の東京ドームおよび京セラドーム大阪公演に参加することが発表され、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
