俳優ウォンビンが、圧倒的なビジュアルで再び大きな注目を集めている。「CMばかり出演している」といった一部の否定的な声をも吹き飛ばす近況映像が、話題となっている。
5月29日、韓国の生活サービスプラットフォーム「アジョンダン」は、公式YouTubeチャンネルを通じてウォンビン出演の広告映像を公開した。
映像の中でウォンビンは、クラシックなタキシード姿で登場。現れた瞬間から視線を奪い、まるで時間が止まったかのようなビジュアルと唯一無二のオーラで、視聴者を圧倒した。
公開直後からネット上では、「まさに神の顔」「これぞK-POP界の福利厚生」「CMしか出ないのも納得」「このビジュアルなら出演作を選ぶのも理解できる」といった声が続出。中には「なぜ演技をしないのか」「映画に出てほしい」といった惜しむ声もあったが、「このルックスならCMだけでも許せる」と肯定的な意見も多く寄せられている。
俳優活動は15年なし
ウォンビンは、2010年に公開された映画『アジョシ』を最後に俳優活動から遠ざかっており、以降は長い空白期間が続いている。それでも広告業界では“無敗神話”と呼ばれるほど圧倒的な存在感を維持し続けており、今回の広告でもその健在ぶりを証明した。
2015年には女優イ・ナヨンと結婚し、同年12月には第一子となる息子が誕生。公の場に姿を見せることも少なく、俳優としての露出も極めて少ない中で、今回の広告出演はファンにとっても大きなサプライズとなった。
また最近では、映画『アジョシ』で共演した女優キム・セロンさんが亡くなった際、ウォンビンが弔問に訪れ、涙を見せて別れを惜しんだというエピソードも伝えられ、多くの人々の胸を打った。
◇ウォンビン プロフィール
1977年11月10日生まれ。1997年のドラマ『プロポーズ』でデビュー。セリフの少ない役ながら、圧倒的なビジュアルと独自のオーラで一躍注目を集める。以降、『クァンキ』『コッチ』『秋の童話』『フレンズ』などのドラマや、『ガン＆トークス』『ブラザーフッド』『マイ・ブラザー』『母なる証明』といった映画で演技力も高く評価された。2000年代にはペ・ヨンジュン、イ・ビョンホンらと並び“韓流四天王”と称され、日本でも高い人気を誇った。2010年公開の主演映画『アジョシ』を最後に俳優活動は途絶えている。私生活では2015年5月に女優イ・ナヨンと結婚し、同年12月に第1子となる男児が誕生した。
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