結婚式からわずか9日後に女優イム・ソンオンの夫が前科者であり、200億ウォン（約20億円）の詐欺で裁判を受けていると報じられたことについて、夫A氏側が立場を明らかにした。
【写真】イム・ソンオンの新郎、前科者＆20億円の詐欺で裁判？
5月26日、イム・ソンオンの夫A氏側の法的代理人である法律事務所ユスンは、「『ディスパッチ』が報じたイム・ソンオンの夫に関する詐欺疑惑の記事内容の大部分は事実ではない」と反論した。
A氏側は「『ディスパッチ』のある記者が、以前から法的紛争中にあるイム・ソンオンの夫の債権者と同行取材をしており、非公開で行われた結婚式に無断で潜入し、違法に取材および撮影を行った」とし、「すでにその債権者と記者を相手取り、5月19日に告訴状を提出し、現在捜査が進行中だ」と説明した。
さらに「当日報道された『ディスパッチ』の記事は、事実関係が確認されていない内容であり、現行法にも違反するものだ。今後、名誉毀損などに関して民事・刑事を含む強力な法的措置を検討および進行している」と付け加えた。
同日、韓国メディア『ディスパッチ』は、イム・ソンオンの夫A氏が200億ウォン台の地域住宅組合（地域住民が共同で土地を取得し、住宅を建設・分譲する韓国の住宅開発制度）詐欺の疑いを受けていると報じた。
それによると、A氏は2007年から複数回にわたって詐欺、背任、横領などの容疑で捜査および裁判を受けてきた前科3犯の人物だ。現在も関連容疑で調査を受けているという。
特に彼は2018年以降、6地域で地域住宅組合事業を展開し、その一部は100億ウォン（約10億円）を超える訴訟に発展し、被害者たちの強い非難を買っているそうだ。
また、A氏はイム・ソンオンとの結婚が3度目であり、現在は出国禁止状態にあるとも。『ディスパッチ』は、彼が結婚前にある債権者に対して「なぜ結婚するかわかるか？逮捕されないためにソンオンと結婚するんだ。ソンオンの実家は裕福だ。少しだけ待ってくれ」と話していたという証言も報じた。
衝撃の内容について、イム・ソンオンの夫側は「大部分が事実ではない」と否定したが、一部は事実であると認めたようにもとれる。
5月17日に幸せな結婚式を挙げたばかりのイム・ソンオンは、この夫の事実を知っていたのか、まったく知らされていなかったのかについても注目が集まっている。
◇イム・ソンオン プロフィール
1983年9月15日生まれ。2001年、『踊る大捜査線』のスピンオフドラマ『踊る大ソウル線』への出演をきっかけに芸能界デビュー。2002年には韓国KBSの恋愛バラエティ番組『山荘ミーティング～バラの戦争～』に出演し、“えくぼの微笑み”で人気を集めた。ドラマ『淵蓋蘇文（ヨンゲソムン）』『白い巨塔』（韓国リメイク版）、『清潭洞スキャンダル』『ある春の夜に』、映画『ムイ』『恍惚な秘め事』などに出演。舞台『ピンクのリップスティック』などにも出演し、女優として活動している。2025年5月に一般男性の実業家と結婚。
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