女優のソ・イェジが約3年ぶりとなる芸能活動の再開を予告した。
5月8日、所属事務所のSUBLIMEはOSENの取材に対し、「ドラマ『人間の森』（原題）への出演オファーを受けており、現在検討中です」と明かした。
同日、あるメディアがソ・イェジが『人間の森』の主演として出演を調整中だと報道した。『人間の森』は、ファン・ジュノ作家の同名ウェブトゥーンを原作とするスリラー作品である。
物語は、実験のために集められたサイコパス殺人鬼の収容所が機能を失い、そこで繰り広げられる殺人ゲームを描いた作品である。青少年閲覧禁止等級でありながら、マニア層の支持を受けて人気連載となった。
そうした中で、ソ・イェジが『人間の森』の主演として起用されるという報道が伝えられ期待を高めている。ソ・イェジは2021年に“ガスライティング（精神的虐待）”疑惑など数々のスキャンダルに巻き込まれた後、2022年に放送されたtvNドラマ『イブの罠』を最後に、芸能活動を中断していた。
その後、彼女は2024年6月にSUBLIMEと専属契約を結び、悪質コメントに対して法的措置を取った。また、TV CHOSUNのグルメ番組『食客ホ・ヨンマンの定食紀行』に出演し、デマに対する心境を語った。さらに「全てを手放す」という覚悟で、動画配信サービス「Coupang Play」の『SNL KOREA』にも出演し、自らガスライティング疑惑に言及するなど、真正面から騒動に向き合う姿勢を見せた。
そんな彼女が、8年ぶりのバラエティ出演に続き、ドラマにも復帰する動きを見せており、本格的な活動再開に向けてエンジンをかけ始めている。ただし所属事務所は『人間の森』出演について「オファーを受け、検討中の作品です」と慎重な姿勢を示している。
なお、『人間の森』はOTT（動画配信サービス）での放送に向けた編成が検討されているという。
（記事提供＝OSEN）
◇ソ・イェジ プロフィール
1990年4月6日生まれ。2013年のドラマ『ジャガイモ星』でデビュー。『夜警日誌』『ラスト・ゲーム～最後に笑うのは誰だ?!』『パパはスーパースター!?』『ファンタスティック・クラブ』『君を守りたい～SAVE ME～』などに出演。2020年のドラマ『サイコだけど大丈夫』で、強烈な絵本作家コン・ムニョンを演じたことでブレイクするも、2021年に元恋人で俳優のキム・ジョンヒョンを精神的虐待していた疑惑などが囁かれ、活動を休止。2022年のドラマ『イブの罠』で復帰したが、2023年11月に事務所を退所。2024年6月25日に芸能事務所SUBLIMEとの契約を発表した。
