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1年の世相を表す漢字一字を発表する「今年の漢字」。2021年の漢字が「金」に決まったことが京都・清水寺の森清範貫主の揮毫により発表された。
今年も、11月1日～12月6日までの期間に2021年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集。その結果、22万3773票（※昨年は20万8025票）の応募があり、「金」が1万422票（4.66％）を集め、2016年以来5年ぶり4度目の第1位を獲得した。
「金」が選ばれた理由としては、東京オリンピック・パラリンピックでの日本人選手による多数の「金」メダル獲得、そして大谷翔平選手が大リーグMVPを満票で受賞するなど、リアル二刀流でシーズンを通して活躍、さらに松山英樹選手の日本人初のマスターズ制覇、藤井聡太棋士の最年少四冠達成など、国内外でこれまで成し得なかった多くの「金」字塔が打ち立てられたこと。加えて飲食店への休業支援「金」・給付「金」、子育て世帯を対象とした臨時特別給付「金」の議論、新紙幣印刷開始や新500円硬貨流通など、お「金」にまつわる話も数多く話題に上がったことも理由として挙げられた。
