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質の高い情報を定額サービスで!クリエイター向け動画メディア「TranSe Media」の挑戦!

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質の高い情報を定額サービスで!クリエイター向け動画メディア「TranSe Media」の挑戦!
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 シネマティックな動画作品や旅先でのVlogをYouTubeで公開し、動画クリエイター向けオンラインサロンの運営なども手がける株式会社TranSe inc.代表の大川優介さん。既存のサービスに加えて、新たに動画に特化した会員制メディアもスタートしたという。コンセプトや今後のビジョンなどを聞いてみた。

 動画製作に興味がある人のなかには、編集作業が苦手、面倒と思っている人も少なくない。しかも普段使い慣れているスマホでその作業を完結したいと考えている人も多いだろう。大川さんのYouTubeでは、そんな人を満足させるコンテンツも魅力だ。

 たとえば、「スマホだけで動画撮影・編集したい方向けアプリ」では撮影用、編集用それぞれ4つのアプリについて価格や機能、どんな人に向いているかなどを解説している。

【完全版】スマホだけで動画撮影・編集したい方向けアプリ


 また、約100万円近いというiMac Proのレビューでは、スペックの紹介やなぜ機材に投資するのかといった話に加えて、それまで使っていたMacBook Proと比較しての動画編集ソフトでの書き出しスピードのテストも実施。

100万円PCの編集パフォーマンスはいかに。/iMac Pro


 動画クリエイターや動画を始めたい人のためのコミュニティで、会員同士の情報交換やイベント開催などに強みをもつオンラインサロン「TranSe Salon」に加えて、今年4月より新たな動画メディア「TranSe Media」も始動している。

 これは、月額500円で動画編集などの解説動画や対談、視聴者の質問に答えるライブ配信などのコンテンツを配信するサービスとのこと。プレリリースの告知動画では、「適切な濃い情報を適切な人に届けたい」という思いからこのメディアを始めたと話している。

動画メディア始めました。


 定額制というビジネスモデルは、広告収入が主となることが多い動画ビジネスの収益化の方法として新しいスタイルだろう。ファンの反応や既存のYouTubeなどとの違い、今後の方向性などを大川さんに聞いてみた。

――TranSe Mediaをスタートしてのファンの方の反応はどのような感じでしたか?

大川さん:ご参加いただいている方々には、総じて良いフィードバックをいただきました。今までYouTubeで公開していたチュートリアルでは触れていなかった高いレベルでの解説や、制作時の意図を含めた一貫性のある説明などに対し、学べて良かったと言うご意見を多数いただきました。

――YouTube、オンラインサロン、TranSe Mediaと複数の媒体で情報発信をされていますが、それぞれの切り分けや位置づけは?

大川さん:TranSe Mediaを始めたきっかけは、自社メディアとして資産を蓄積し、より価値の高いサービスへと成長させ多くの動画クリエイターの皆様に提供したいと考えたためです。今後は、既存のサービスであるオンラインサロンとTranSe Mediaに活動の主軸を置きながら、YouTubeでの動画投稿も継続する予定です。

YouTubeでは動画作品としての「Cinematic」、日常を切り取った「Vlog」、そして「Tutorial」の主に3種類の動画を投稿する予定です。Tutorialではその時々のコンテンツに沿ったものや流行のもの、まとめとして専門的ではないがわかりやすいものを不定期で投稿しようと考えています。

――ビジネスとしての観点で、TranSe Mediaで今後特に力を入れたいのはどのような点でしょうか?

大川さん:TranSe Mediaのビジョンとして掲げている「クリエイターの思考をアップデートするメディア」にあるように、クリエイターである全ての方の思考をアップデートするべく多岐にわたる動画を制作します。

短期的に力を入れていきたいカテゴリは、動画を始めたばかりの人でもわかりやすいチュートリアルの様な短編動画の投稿です。魅力的でありながら理解しやすく、体系的なコンテンツの蓄積を目指しています。


 動画コンテンツの人気が高まり、新たに動画制作を始める人も増えている今、動画クリエイターを対象に、価値の高い情報を発信するというTranSe Mediaのスタイルは、時代にマッチした動画ビジネスのあり方なのかもしれない。
《酒井麻里子》
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