俳優の松坂桃李が、4日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。デビュー作となった戦隊ヒーローものの撮影のため、通っていた大学を休学していた過去を明かした。 大学の経営学部2年生のとき、ファッション誌のモデルのオーディションに応募したという松坂。だが、これは友達から「お前受けてみろ」と遊び半分でそそのかされ、また松坂自身もオーディションがどういうものか単純に興味があったため受けたという。 だが、このオーディションで彼は何とグランプリを獲得。現在の事務所に所属することに。松坂がこのあと受けたのが、ヒーロー戦隊『侍戦隊シンケンジャー』のオーディション。本人はもちろん、事務所も通過するとは思っていなかったようで、「オーディションを受けるのも経験のうち」と送り出したのだとか。ところが主役のシンケンレッド役に合格。松坂も「なんのこっちゃ」と思っていたという。 だが、戦隊ヒーローのドラマスタッフと話を進めていくと、撮影のため大学を休学し、一人暮らしをしなければならないと言われたという。その時は大学を辞めるつもりもなかった松坂がその旨を親に報告。すると「まあ物凄い反対されまして」。親からは「何、勝手なことしてるんだ」と怒られたという。 激しい口論の中、親に「オレはこの仕事でやっていくんだ」と啖呵を切ってしまったという松坂。自分の人生でここまで自己主張するのは初めてに近かったというが、その覚悟に父親もびっくり。「お前がそこまで言うんだったらやってみろ」と言われ、引っこみがつかないまま今に至ると語っていた。