NHKのチャリティー番組「歌謡チャリティーコンサート」が5月5日に放送となる。今回は「こどもの日」にちなんで、ディズニーやスタジオジブリなどの映画音楽を出演者がコラボで歌う企画も用意されている。 「歌謡チャリティーコンサート」は、平成2年から全国各地で開催されている。今回は、4月10日に鹿児島市民文化ホールにて収録されたもの。コンサートで集まった収益金は、障害者や高齢者の福祉のために役立てられる。企画趣旨に賛同する歌謡界のトップ歌手たちが、フルオーケストラの演奏をバックに名曲の数々を熱唱。豪華歌手陣が共演し、この番組でしか見られないコラボも多数試みられる。今回は、「こどもの日」にちなみ、子どもたちに伝えたい「未来につなぐ歌」が番組のテーマとなる。ディズニーやスタジオジブリなど映画音楽を出演者たちがコラボで歌う企画も見どころだ。 番組は、徳永英明が中島みゆきをカバーした「時代」で幕を開ける。続いて、石川さゆりが「津軽海峡・冬景色」、谷村新司が「チャンピオン」を披露。地元鹿児島県出身の元ちとせは「ワダツミの木」を歌う。 映画音楽を歌う企画では、スペシャルメドレーが編成されている。まず、石川さゆりと鈴木雅之が『ピノキオ』の「星に願いを」をデュエットで歌う。次には、ミュージカルで活躍する若手女優の莉奈が、『アニー』から「TOMORROW～しあわせの法則～」を歌い、同じくミュージカルで活躍する実力派俳優・鈴木綜馬が『オズの魔法使い』から「虹のかなたに」を熱唱する。さらに、元ちとせと秦基博は『魔女の宅急便』から「やさしさに包まれたなら」を、華原朋美とクリス・ハートは「美女と野獣」を歌う。メドレーの締めくくりは『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー～ありのままで～」をコーナー出演者全員で歌い上げる。 続けて、秦基博が映画の主題歌として話題を呼んだ「ひまわりの約束」を披露する。少し趣向を変え、伍代夏子による島倉千代子「愛のさざなみ」のカバー、クリス・ハートによる中島みゆき「糸」、市川由紀乃による弘田三枝子「人形の家」のカバーがそれぞれ歌われた後、華原朋美が「I'm proud」、鈴木雅之が「夢で逢えたら」と代表曲を歌い、番組の最後は谷村新の「昴」で締めくくられる。 「歌謡チャリティーコンサート」は、5日の午後7時30分から、NHK総合で放送される。
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