東京ドームは7月7日、宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」のプレオープンイベントを開催。ゲストにタレントの篠原ともえさんを招き、テープカット、東京大学総合研究博物館の宮本英昭准教授とのミニトークが行なわれた。今回のオープンにあたり、東京ドームの久代信次代表取締役は「弊社で、文化教養的な施設をオープンするのは初めての取り組み。東京大学総合博物館やJAXAと連携し、宇宙に関するさまざまなアイテムや情報を展示し、宇宙の新しい楽しみ方をお客様に提供したい」と語った。ミニトークでは、篠原ともえさんがTeNQの感想を「踊ってしまいたくなるくらいに感動しました。宇宙をアート感覚で学べるというのがとても印象的です。遊園地に来たような感覚で五感を使いながら、子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで世代を超えて楽しめる空間です」とコメント。サイエンスエリアの運営を務める宮本准教授は「宇宙開発の現状は、次から次へと新発見の連続で、今年発表されたものが1年後には全く新しいものに塗り替えられるということがよくある。この施設には東大との産学連携プロジェクトとして、研究室分室“リサーチセンター”を開設し、目の前で最新のナマの情報を展示する」と施設の特徴を述べた。ちなみに篠原さんは、今回のオープンを記念して天体望遠鏡を自らデコレーション。この望遠鏡は、8日より期間限定で、TeNQ併設の「宇宙ストア」に展示される。