遠隔操作型マルウェアは種類が多い マカフィー
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マカフィーでは、これらのバックドアをDAT 6861でBackDoor-FITと検知した。いくつか亜種も見つかっており、それらもBackDoor-FITとして検知されている。本城主任研究員によると、バックドア型のマルウェアは、マルウェアの中でももっとも種類の多いタイプだという。
本城主任研究員は、今回話題になったマルウェアは、.NETで書かれており、またコーディングに日本語の習得者によるものと思われる特徴が見られ、珍しいケースだという。
本城主任研究員は、バックドアの危険性について「一度、感染してしまえば、どんな被害に遭ってもおかしくない」、「可能な限り感染を秘匿した方が攻撃者の利益になる」と指摘する。今回話題になったバックドアだけではなく、遠隔操作の機能をもつマルウェアが非常に多いことを念頭に置き、対策を講じるよう警告している。