米デル（DELL）は21日（現地時間）、2012会計年度第4四半期（2011年11月～2012年1月の3ヶ月）の決算を発表した。売り上げでは前年同期を上回ったものの利益は減少し、2012年の見通しも厳しいものとなった。 売り上げは160億3000万ドルで前年同期から2％増加した。しかし、純利益は7億6400万ドルで、前年同期の18％減となった。分野別では、大企業向けが49億ドルで前年同期の5％増と好調。中小企業向けも40億ドルで6％増加した。しかし、コンシューマー向けは32億ドルで2％減だった。 つぎの四半期（2012年2～4月）の見通しについては、前期と比較して7％減少すると予測。これらの発表を受けて株価は約5％下落した。
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