パイオニア、世界初の容量400GB多層光ディスク技術を開発——Blu-ray Discと互換性も
IT・デジタル
レコーダー
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
ビクター、記録メディア事業の分社後に太陽誘電に株式譲渡
-
高輝度光科学研究センターら6団体・企業、書き換え型DVDの消去過程の瞬間の観測に成功
今回開発されたのは、1層当たりの記憶容量がBlu-ray Discと同じ25GBの記録層を16層に積層した再生専用光ディスク。DVDで培った光ディスク製造技術を活用し、他の記録層からのノイズを低減する構造を開発。読み取りシステムには、広いレンジで収差を補正する光学素子や、微弱信号を高S/N比で読み取れる受光素子を光ピックアップに採用し、多層の記録層から高品位な再生信号を得られるようになったという。
対物レンズの光学的仕様は、Blue-ray Disc規格と同一のものを採用し互換性を維持。1枚の光ディスクに400GBの情報を蓄積できるので、使用枚数削減による省資源化にも寄与する。また、DVDへの互換も技術的には可能だという。
なお、今回のディスクは再生専用になるが、同技術は記録型ディスクへの応用も可能。
関連ニュース
-
ビクター、記録メディア事業の分社後に太陽誘電に株式譲渡
-
高輝度光科学研究センターら6団体・企業、書き換え型DVDの消去過程の瞬間の観測に成功
-
ソニー、薄型ドライブにも対応可能な厚さ3mmの光学ディスク向け光集積デバイスを開発
-
WirelessHDコンソーシアム、免許不要の60GHz帯を利用した高速無線伝送規格「WirelessHD 1.0」を策定
-
東芝とマイクロソフト、「アドバンスト・インタラクティビティ・コンソーシアム」設立〜HDエンターテイメント機器などを普及・拡大
-
パナソニック コミュニケーションズ、世界最薄! 7mm厚のノートPC用DVDスーパーマルチドライブを出荷
-
日立、記録層の多層化が可能になる光ディスクの新技術を開発——片面200GBのBlu-ray Discも実現か
-
TDK、米イメーションにTDKブランド記録メディアの販売事業を3億ドルで譲渡
-
松下、DVD特許訴訟で台湾のCMCマグネティクスと和解
-
富士フイルムなど3社、デジタル画像管理規格「EVERPLAY」のライセンス管理を業界団体へ移管