ディップは19日に、アルバイトの求人情報サイト「バイトルドットコム」に掲載された求人広告データを元に、2008年2月のアルバイト時給データを集計、結果を公表した。 2月の全国アルバイト平均時給は、一般企業が971円（前月比15円減）、人材系企業が1,096円（前月比28円増）となった。前月ともに時給が上昇に転じていたが、一般企業の価格下落により、今月の平均時給差額は前月の82円から125円へと広がりをみせたとのこと。人材系企業は2か月連続で時給が上昇しており、例年の傾向から今後も上昇が予想される。地域別推移を見ると、平均時給がもっとも高いのは関東、もっとも低いのは九州でこの傾向は変わっていない。 高時給職種ランキングについて、一般企業の直接雇用では、医療・医薬・福祉・介護業務が1位、営業・営業アシスタントが2位、プログラマが3位となった。人材系企業のスタッフ募集では、システムエンジニアが1位、プログラマが2位、ネットワークエンジニア・運用が3位となった。一般企業の1位（医療・医薬・福祉・介護業務）、人材系企業の1位・2位（システムエンジニア、プログラマ）は、2か月連続だったこととなる。 とりあえず、IT職に関しては一般企業の雇用も、人材系企業のスタッフ募集でも、高給・好待遇なのは変わらないようだ。
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