企業向けログ機能付メッセンジャー「Yocto」、ITテレコムが日本全国に販売開始
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ITテレコムは、携帯電話などの移動体販売事業、通信回線、ネットワーク機器、Web会議サービスといった法人向けブロードバンドサービス事業を日本全国で展開しているが、今後は日本版SOX法を視野に入れ、特にISO27001取得を進めている企業に対し、通信インフラからアクセス端末までを考慮した総合ITソリューション展開を強化するという。セキュアメッセンジャー「Yocto(ヨクト)」の内部統制対応ソリューション販売もそれに伴う展開となる。ITテレコムは「Yocto(ヨクト)」販売に関して初年度で1億円の売上を見込んでいる。
Qriptが開発した「Yocto(ヨクト)」は、携帯との連携、SSL対応といった特徴のほか、システムを社内に設置し社員がやりとりしたメッセージ内容も含めアクセス記録を生ログとしてすべて記録する。また通信の暗号化もされているため「情報漏洩対策」や私的利用といった観点において、企業の管理者が十分にモニタリングできるよう設計されているのが特徴。Qriptは、これまでも情報漏洩などのセキュリティ商材として「Yocto(ヨクト)」を提供してきたが、通信分野での幅広い販売ネットワークを有するITテレコムとの販売代理店締結により、内部ネットワークセキュリティおよび情報漏洩などのコンサルティングから、「Yocto(ヨクト)」導入、ハードウェア保守に至るまで、より万全なトータルセキュリティを提供することが可能になったとしている。
提供料金は50クライアントの場合で、初期Yoctoライセンス525,000円、年間Yoctoサポート費用78,750円、サーバー構築/設置調整/機器費用が1,890,000円、RedHat Enterprise Linux ES104,790円で、概算合計金額259万8,540円となる。そのほか100クライアント、200クライアントの料金体系も用意されている。
今後は、両社でのプロモーションを実施する予定。