ポラリス・ファンドIが駅前探険倶楽部の株式を取得〜最大約8割、残り約2割は東芝が引き続き保有 | RBB TODAY
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ポラリス・ファンドIが駅前探険倶楽部の株式を取得〜最大約8割、残り約2割は東芝が引き続き保有

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 ポラリス・プリンシパル・ファイナンスと東芝は10日、駅前探険倶楽部の一部株式を10月末にポラリス・プリンシパルの運営するポラリス第一号投資事業有限責任組合(ポラリス・ファンドI)が譲り受けることについて最終合意に達し、9日に契約を締結したと発表した。

 ポラリス・ファンドIは、その他の駅前探険倶楽部の既存株主からも株式を譲り受けることで、駅前探険倶楽部株式の最大約8割を取得する予定。東芝は駅前探険倶楽部株式の約2割を引き続き保有する。駅前探険倶楽部は、1997年に東芝の社内ベンチャーとして事業を発足し、2003年に子会社として分離独立した。

 今回の株式異動は“マネジメント・バイアウト”(MBO:経営陣と金融投資家共同による企業買収)として、駅前探険倶楽部の主要な経営陣は留任し、引き続き経営の中核の座に就くとともに、駅前探険倶楽部株式の一部を取得することになる。

 ポラリス・プリンシパルは、役員派遣を通じた経営体制のさらなる強化、役職員に対するインセンティブプランの拡充、事業パートナーとの提携支援等を推進する考え。近い将来の株式公開(IPO)を目指す。一方、東芝は、ポラリス・プリンシパルによる駅前探険倶楽部経営陣の賛同を得たMBO提案を、同社の企業価値の向上につながると判断。今後も協力関係を維持する見込み。
《冨岡晶》
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