日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は12日、15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載するビジネス向けノートPC「HP Compaq 530 Notebook PC」を発売。価格は83,790円。 同製品は、Windows XP環境の継続使用を望むユーザー向けに用意されたモデル。XP環境に最適な構成を整え、コストパフォーマンスにも配慮している。同クラスの従来モデルよりも一回り大きな15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載。解像度は同じ1,280×800ピクセル（WXGA）だが、文字の表示サイズが大きいため、表計算ソフトなどの利用時に便利だとしている。 キーボードと本体の間には、液体の浸入を防ぐ特殊なフィルムをはさみ込んでいる。電気も通さないため、静電気を帯びた手でタイピングしても電子部品に与える影響は少ないという。また、HDD内にスナップショット領域を確保するため、OSが起動しないような障害からも容易に復旧が可能だとしている。 OSはWindows XP Pro SP2。CPUはCeleron M410（1.46GHz）。チップセットはモバイルインテル 940GML Express。メモリは512MB（最大4GB）。HDDは80GB。光学ドライブはComboドライブを搭載。インターフェースとして、USB2.0×2/ミニD-Sub15ピン×1/ネットワークポート/モデムポートなどを備える。バッテリー駆動時間は最大約2.7時間。本体サイズは幅358×高さ36×奥行き267mm。重さは2.5kg。
