【GW特集(Digital Freak編)】そろそろ変えとく? 注目キーボードをピックアップ(後編) | RBB TODAY
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【GW特集(Digital Freak編)】そろそろ変えとく? 注目キーボードをピックアップ(後編)

IT・デジタル ノートPC
 今回は入門編ということで、生産終了していない比較的入手しやすいものの中から私が気になったものをチョイスしてみた。
  •  今回は入門編ということで、生産終了していない比較的入手しやすいものの中から私が気になったものをチョイスしてみた。
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  •  今回は入門編ということで、生産終了していない比較的入手しやすいものの中から私が気になったものをチョイスしてみた。
 こだわりを持つユーザーも多く、名作といわれるキーボードにはすでに生産終了したビンテージ品も少なくない。しかし、今回は入門編ということで、生産終了していない比較的入手しやすいものの中から私が気になったものをチョイスしてみた。
 
 キーボードというのは好みが色濃く出るもの。誰かにとってのベストキーボードが誰かにとっては使いにくいダメキーボードである、なんてこともしばしば起こる。だが、その分本当に自分に合った1品に出会ったときの喜びも大きい。購入の際にはぜひいろいろなキーボードに触って、感触や自分の好みを確かめてみてほしい。
 
●この音がやめられない! サンワサプライ「SKB-MK1W」
 うるさいキーボードは嫌いだという人も多いが、個人的にオススメなのははっきりとしたクリック感とカチカチという乾いた打鍵音を楽しめるメカニカルキーボード。薄いシートを重ねたメンブレン式に対し、キー1つ1つに独立したスイッチを組み込んでいるのがメカニカル式。クリック感のないものやスイッチの音がないタイプもあるが、カチカチとした感触と音が出るものをメカニカルと呼称することもしばしばだ。
 
 確かにうるさいし、静かなオフィスなんかでは気が引けてしまうが、あの「タイプした!」というのがはっきり伝わるクリック感と音は、好きな人にはたまらない。また、タイプ精度がそれほど高くない私のような人間には、タイプミスした際にそれを指ではっきり認識できるという利点もある。
 
 FILCO ZEROシリーズなど現行機でも有名なものはあるが、今回はファンも多いALPSスイッチ採用で比較的手に入れやすいサンワサプライの「SKB-MK1W」を選んでみた。スイッチからのカチカチという音だけでなく、キーを打ちつけるカチャカチャという音も大きめだ。

 高級機然とした感じがあまりないところにも、個人的には心を魅かれる。というのは、こういうカチカチとしたメカニカルキーボードは、やはり叩くような強めのタイプをするときが気持ちよかったりするのだが、あんまり高級感があると、小市民の私はパシンパシン叩くのが悪い気がしてしまって気が引けてしまうのだ。しかし、飾り気がなく質実剛健な印象のSKB-MK1Wなら思い切り叩けるというもの。ピカピカの新品のときより、使い込んでキートップがツルツルになってしまってからのほうが愛着を持てそうだ。

 キーピッチは19mm、キーストロークは3.5±0.5mm、本体サイズは幅448.5×高さ30×奥行き153mm、重さは1.1kg。ケーブル長は180cmで、インターフェースはUSB。PS/2変換アダプタが付属。クレバリーでの価格は5,764円。

●独特のタッチの重さが心地いい ダイヤテック「FKB108ML/NB」
 とまぁ、これだけクリック音・クリック感があるものが好きだといっておきながら、実は私が自宅で使用しているのは、ダイヤテックの「Majestouch Linear FKB108ML/NB」。独Cherryの「MX-linear action」、通称黒軸と呼ばれるキースイッチを採用しており、クリック音・クリック感はまるでない。キーを押し切ったときの音はコトコトという感じだ。

 Cherryのキースイッチはこのほかに、白軸と呼ばれる「MX with tactile feel」、青軸と呼ばれる「MX with click tactile feel」、茶軸と呼ばれる「MX tactile feel」があるが、4種類の中でもっとも重いのが黒軸。浅く押し込んだときは押し返しが軽く、深く押し込むと押し返しが強くなるという特性を備えたスイッチだ。この黒軸の重めで独特の感触が妙に気持ちよくて、買うつもりはなかったのに、気づくとレジに出していた。
 
 長時間使っても疲れない軽いタッチのものがいいという人は茶軸や東プレのRealforceなどがいいだろうが、タイプしていて楽しいという意味では重めの黒軸ではないだろうか。というような話を友人にしたのだが、「キーボードを触っていて楽しいという時点ですでにどうかしている」という心温まるコメントをもらった。もっともといえばもっともな意見なのだが、誇張でなくそれくらい楽しくタイプできるキーボードだと思う。どうせなら楽しくタイプしたいという人は、とりあえず店頭などでぜひ触ってみていただきたい。

 キー配列はWindowsキーが1つの108レイアウト。キーピッチは19mm、キーストロークは4±0.5mm、ケーブル長は150cm。本体サイズは幅440×高さ38.5×奥行き138mm、重さは1.2kg。クレバリーでの価格は8,893円。
 
 同じく黒軸採用で英語配列の「FKB104ML/EB」もあるので、日本語配列が好みでないという人はこちらを選ぶといいだろう。
 
●Cherry製青軸採用のこだわり無刻印モデル 米Metadot Corporation「Das Keyboard II」
 最後に紹介するのは米Metadot Corporationの「Das Keyboard II」。一目でわかるその特徴は、キートップが無刻印である点だ。配列は英語104レイアウト。

 だが、このモデルは単純に無刻印というだけの色物キーボードではない。細かいところまで丁寧に作りこまれている。私は日本語配列のキーボードばかり触ってきた世代なので、このキーボードは合わないだろうな、と思っていたのだが、これが意外にも触ってみるとサクサクと打ち込める。若干異なる配列に戸惑うことはあるものの、驚くほど手になじむ、使いやすいキーボードに仕上がっている。

 メンブレンスイッチだった初代モデルに対し、Das Keyboard IIではCherryの青軸を使用。カチカチっとしたクリック感とメカニカルらしい打鍵音が心地よい。同じタイプでも、今回取り上げたALPSスイッチ採用のSKB-MK1Wより軽いタッチに仕上がっている。また、初代のモデルはRealforceのようにキーによってタイプの際の重さが違う変加重方式を採用していたという。意図したものかたまたまかはわからないが、触った感触ではDas Keyboard IIもキーによって重さが違うように感じた。

 詳しい仕様は明記されていないが、キーピッチはおよそ19mm、キーストロークは3.5〜4mm程度だろうか。ケーブル長はおよそ170cm。インターフェースはUSB。クレバリーでの価格は13,933円。
 
 「真の上級者向け」とうたわれているが、使い手を選ぶピーキーな仕様ではなく、よく練りこまれた上質なスタンダードモデルといった感じだ。意外と私のような英語配列入門ユーザーにもいいかもしれない。
《小林聖》
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