オリンパスは5日、2007年から順次発売するプロ向けデジタル一眼レフカメラの「E-1」後継機と、「フォーサーズシステム規格」に準拠したZUIKO DIGITALレンズを4本発表した。 E1は、「オリンパスE−システム」のハイエンドモデルで、プロ向けデジタル一眼レフカメラ。現在開発中の後継機は、E-1の持つ高画質、高機動性、高信頼性を継承しつつ、大幅に機能と性能の強化を図っているという。発売は、2007年内を予定しており価格は未定。 ZUIKO DIGITALレンズは、フォーサーズシステム規格準拠の交換レンズ。「ED 12-60mm(24-120mm) F2.8-4.0 SWD」、「ED 50-200mm(100-400mm) F2.8-3.5 SWD」、「ED 14-35mm(28-70mm) F2.0 SWD」、「ED 70-300mm(140-600mm) F4.0-5.6」の4本が開発中で、2007年以降順次発売予定。4本のうち3本には、新たに開発された超音波駆動方式SWD(Supersonic Wave Drive)を搭載し、高速・高精度で静粛なAFを可能にするという。また、倍率2倍のテレコンバーター「2.0x Teleconverter EC-20」も開発されている。 なお、今回発表された製品は3月8日から11日に米ラスベガスで開催される「PMA2007」と、3月22日から25日まで東京ビッグサイトで開催される「フォト イメージング エキスポ2007(PIE2007)」に参考出品される。 また、PIE2007のオリンパスブースでは製品の体験コーナーのほか、著名な写真家や開発者によるトークライブやデジタルカレッジ講師陣による撮影テクニック講座が開催され、24・25日にはゲストモデルとしてフィギュアスケートの浅田舞さんが登場する。