デル、水冷ユニット搭載のゲーマー向けハイエンドPCと色再現性92%の27型液晶ディスプレイ | RBB TODAY
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デル、水冷ユニット搭載のゲーマー向けハイエンドPCと色再現性92%の27型液晶ディスプレイ

IT・デジタル ノートPC
水冷ユニット搭載のゲーマー向けハイエンドPC「XPS 710 H2C Edition」
  • 水冷ユニット搭載のゲーマー向けハイエンドPC「XPS 710 H2C Edition」
  • 空冷と水冷を合わせたハイブリッド型となる“H2C”水冷ユニット。発熱が高めなCore 2 Extreme QX6700を強力に冷却する
  • 空冷と水冷を合わせたハイブリッド型となる“H2C”水冷ユニット。発熱が高めなCore 2 Extreme QX6700を強力に冷却する
  •  デルは10日、個人向けプレミアムPCブランド「XPS」シリーズの最上位モデル「XPS 710 H2C Edition」を発表した。CPUの冷却に水冷ユニットを採用するゲーマーまたはハイエンドユーザー向けの製品だ。
  • インテルのデジタルホームマーケティング コンシューマプログラム マネージャーである梶原武士氏。Core 2 Extreme QX6700を実際に掲げながら様々な環境におけるクアッドコアCPUの優位性を語った
  • インテルのデジタルホームマーケティング コンシューマプログラム マネージャーである梶原武士氏。Core 2 Extreme QX6700を実際に掲げながら様々な環境におけるクアッドコアCPUの優位性を語った
  • インテルのデジタルホームマーケティング コンシューマプログラム マネージャーである梶原武士氏。Core 2 Extreme QX6700を実際に掲げながら様々な環境におけるクアッドコアCPUの優位性を語った
  • フラグシップモデルとなる27型ワイド液晶ディスプレイ「2707WFP」。額縁はヘアライン加工が施されたアルミ製で高級感がある
 デルは10日、個人向けプレミアムPCブランド「XPS」シリーズの最上位モデル「XPS 710 H2C Edition」を発表した。CPUの冷却に水冷ユニットを採用するゲーマーまたはハイエンドユーザー向けの製品だ。

 製品名にもある“H2C”は“Hot to Cool”と“Hybrid two-stage Cooling”2つの言葉を略したもので、同製品の特徴である水冷ユニットを表している。空冷と水冷を合わせたハイブリッド型となるのがポイントで、これに効果的に排熱を行うとされるBTXフォームファクタのシステムを組みあわせることで、強力な冷却を実現したという。

 これを受けて「XPS 710 H2C Edition」で採用されるCPUは、インテル製のTDP130WのクアッドコアCPU「Core 2 Extreme QX6700(2.66GHz)」(「Core 2 Extreme X6800(2.93GHz)」も選択可能)で、H2Cによる冷却には絶対の自信を覗かせていた。

 もう1つ、ハイエンドユーザー向けPCを語るうえで外せないのが搭載ビデオカード。こちらも電源ユニットの容量をXPS 710の750Wから1000Wに引き上げるなど、GeForce 8800 GTXをはじめとしたハイエンド系ビデオカードによるSLI構成まで考慮したものとなっている。

 そのほか、筐体デザインは定評のあった従来のXPS 710シリーズを継承。カラーリングはピアノ加工が施されたつやのあるブラックモデルのみとなるが、見た目の高級感の演出には一役買っているといえそうだ。

 XPS 710 H2C Editionの最小構成は、上記のCore 2 Extreme QX6700のほかはNVIDIA nForce 590 SLIチップセット、1Gバイト(512Mバイト×2)DDR2 SDRAM、160Gバイト シリアルATA II対応HDD、DVD-ROM/CD-R/RWコンボドライブ、ビデオカードにGeForce 7900 GS 256Mバイト、USBキーボード、マウス、OSにWindows XP Home Editionをプリインストール。価格は38万6,610円。本体サイズは幅218×奥行き616×高さ572mm、重さ22kg以上(構成による)。


 秋葉原「UDXカンファレンス」にて行われた発表会ではクライアントマーケティング本部プロダクトマーケティングマネージャーの佐々木隆氏による製品紹介が行われた。その中で佐々木氏は「XPCシリーズを投入した2003年以降、ターゲットとしていたゲーマー層を中心に高い支持を受けつつ、ブランド確立に成功した。今回発表するXPS 710 H2C Editionは“トップエンドハイパフォーマンスシステム”というコンセプトに基づき、常に最新の性能と最高の拡張性を実現したマシンとなった」と語った。

 また同時にインテルのデジタルホームマーケティング コンシューマプログラム マネージャーである梶原武士氏も登場。Core 2 Extreme QX6700を実際に掲げながら、さまざまな環境におけるクアッドコアCPUの優位性をアピールした。

●92%の色再現性を実現した27型ワイド液晶ディスプレイ「2707WFP」

 XPS 710 H2C Editionに続き、同社のフラグシップモデルとなる27型ワイド液晶ディスプレイ「2707WFP」も発表された。商品説明に登場したS&Pマーケティング本部プロダクトマーケティングマネージャーの山内万里子氏は「同社の液晶モニタビジネスにおける近年の成功、具体的には2004年10月〜12月期から8期連続1位を獲得し、現在も個人向けを中心に非常に好調に伸びていると」語りつつ、同社の液晶ディスプレイビジネスにかける意気込みを力説。今回発表された「2707WFP」も、個人向けはもちろんデジタルコンテンツを製作するようなビジネスユースにも最適と語った。

 主な仕様は、解像度1,920×1,200ドット、応答速度16m秒(Gray to Grayは6m秒)、コントラスト比1,000:1、視野角は上下/左右ともに178度。本体サイズは幅634×奥行き243×高さ442〜533mm、重さは12.5kg。ミニD-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、Sビデオ、コンポジット、コンポーネント、USB2.0ハブ機能(2ポート)、9-in-2メディアカードリーダーなどを搭載。価格は16万8,000円。
《増田》
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