カシオ計算機は、720万画素コンパクトデジタルカメラ「EXILIM CARD EX-S770」を10月13日に発売する。カラーは、プレミアムシルバー、ブレイジングレッド、グラファイトブルーの3色を用意。価格はオープンで、実売予想価格は5万円前後。 EX-S770は、薄型カードサイズボディに1/2.5型720万画素CCDと光学3倍ズームを搭載したモデル。液晶ディスプレイは2.8型23万画素、輝度は最大約1,100cd/m2となる。 本モデルでは、PCのドキュメントデータなどをJPEGデータに自動変換してカメラへ転送できる「データ・トランスポート」、PCからカメラへ電子書籍を転送・表示できる「T-Time」、PCに保管している写真をカメラに転送できる「フォト・トランスポート」といった、データキャリング機能を搭載した。 さらに、MPEG4形式によるVGAサイズの動画に加え、アスペクト比16:9の動画撮影が可能となっている。 焦点距離は6.2〜18.6mm、画角は35mm判換算で38〜114mmに相当。レンズの明るさは、F2.7〜5.2。撮像感度はISO50〜400に対応、さらに、ブレ軽減、高感度撮影においてISO800に対応する。 記録メディアは、SD/SDHCメモリーカードに対応するほか、本体に6Mバイトのメモリを内蔵する。最大記録サイズは、静止画が3,072×2,304ピクセル、動画（MPEG4）は、640×480ピクセル（4:3）、704×384ピクセル（16:9）。 本体サイズは幅94.5×高さ60.4×厚さ17.3mm、重さは127g。電源にはリチウムイオンバッテリーを採用し、バッテリー寿命（CIPA規格）は約200枚としている。
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