日立製作所は8日、同社のビジネス向けスリムタワーPC「FLORA 350W」シリーズに、インテルのビジネス向けソリューション「vProテクノロジー」を搭載した「FLORA 350W HX1」4モデルを追加したと発表した。本日から販売を開始し、9月25日に出荷する。 FLORA 350W HX1は、同社の従来モデルよりも約40％小型となるスリムタワー筐体を採用したビジネス向けデスクトップPC。インテルのvProテクノロジーとCore 2 Duoを上位2機種で採用することで、パフォーマンスが大幅に向上したほか、同社のシステム運用管理ソフト「JP1」と連携して、電源オフの状態でもハード管理情報を取得したり、ウイルスに感染したPCをネットワークから切り離したりする機能などが利用できる。 また、強固なデータ暗号化機能を提供するセキュリティチップを標準搭載するほか、オプションで指静脈認証装置を追加することも可能。 最小構成価格は、Core 2 Duo E6600搭載の「PC8HX1-XGC111110」が23万6,250円、Core 2 Duo E6300 搭載の「PC8HX1-XGB111110」が16万8,000円、Pentium 4 541搭載の「PC8HX1-XGA111110」が12万7,050円、Celeron D 336搭載の「PC8HX1-XG1111110」が10万1,850円。そのほかの仕様は、40GB HDD、Windows XP Professionalなど。
