インテルは、インテルソフトウェア・ネットワークを通じて、アップル製品開発者向けに新しいソフトウェア開発ツールとリソースを提供すると発表した。 今回発表された新しいツールは、Fortranコンパイラ、C++ コンパイラ、マス・カーネル・ライブラリ、インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ各製品のスペシャル・ベータ版。各ツールは、アップルの開発環境であるXcodeに統合し、既存のツールやコンパイラーと共存することができる。 同社では、これらのツールを使用することで、Core Duoプロセッサを搭載するMacintoshプラットフォーム上のアプリケーション性能を最大化させることができるとしている。 また、同社では、ツール以外のリソースも提供し、ソフトウェアの最適化やデュアルコア向けのスレッド化プログラミングや移行作業を支援していく構えだ。 なお、今回発表された開発ツールは、現在は特別なベータプログラムの一環として無償トライアルで提供され、2006年第2四半期から製品化される予定とのこと。