ライブドア、メディアエクスチェンジを子会社化

エンタープライズその他

2005年11月22日（火） 18時45分

注目記事

　ライブドアは、メディアエクスチェンジを株式の公開買い付け（TOB）と第三者割当増資の引き受けにより子会社化、業務提携を行うと発表した。

　業務提携では、ライブドアグループのコンテンツの安定稼働、iDC建設に向けた相互協力、両社の基幹ネットワークの統合、M＆Aを共同で行っていくことが、交わされた。
　第三者割当増資では、メディアエクスチェンジが12月12日付で39,486株を発行し、すべてライブドアが引き受ける。TOBは、11月23日（月）から12月13日まで実施し、8,515株以上の取得を目標にする。買い付け価格は1株134,200円で、総額約11.4億円。これにより、ライブドアはメディアエクスチェンジの50.69％以上の株式を取得し、子会社化する計画だ。

　なお、メディアエクスチェンジは、東京証券取引所マザーズ市場に上場しているが、TOBの状況によっては、上場廃止基準に抵触するおそれがある。その場合は、必要な措置を講じて、上場を維持するとしている。

　今回の子会社化では、ライブドアは第三者割当では総額48.8億円、公開買い付けでは11.4億円以上を投資することになる。

《安達崇徳》

関連ニュース

ピックアップ