JEITA、6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表 DVDビデオは初の前年割れ | RBB TODAY

JEITA、6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表 DVDビデオは初の前年割れ

IT・デジタル テレビ

 電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2005年6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。6月の民生用電子機器出荷金額は、前年比1.7%増の2,127億円と19カ月連続のプラスとなった。

 映像機器分野は、薄型テレビなどは好調に推移したものの、ブラウン管テレビやDVDプレーヤーのマイナス傾向が響く。6月国内出荷金額は、前年比0.2%減の1,256億円とほぼ横ばいだが、2年ぶりのマイナスとなった。

 音声機器分野は、5月に続きデジタルオーディオプレーヤーが大幅に伸び、前年比6.4%増の165億円、2カ月連続のプラス。第2四半期(4-6月)でも1.5%増と、2000年第1四半期(1-3月)以来のプラスに転じた。

 カーAV機器分野は、カーナビゲーションシステムやカーDVDが好調で、4.1%増の706億円、13カ月連続のプラスだった。

 主要製品別に見ると、6月のカラーテレビ全体計(ブラウン管+液晶+プラズマ)は、前年比9.8%減の63万1,000台。これは、昨年同月がアテネ五輪の開催直前で液晶やプラズマとも大幅に伸びたこともあり、全体としては9カ月ぶりのマイナスとなる。6月の構成比(台数ベース)は、ブラウン管が43.1%、液晶が51.2%、プラズマが5.7%。

 液晶テレビの9割以上を占める10型以上が前年比51.6%増の31万台と好調に推移している。10型以上の16:9ワイドテレビが同137.6%増の20万2,000台、さらにその中の30型以上が同178.3%増の11万7,000台で、特に大型で高い伸びを示している。

 プラズマテレビは、前年比0.3%増の3万6,000台で3カ月連続のプラスだった。37型以下の伸びが大きく、全体の過半数を占める。

 DVDビデオ全体では、前年比3.7%減の59万5,000台。昨年のアテネ五輪需要の反動と普及率が高くなったことが影響し、統計を取り始めた1999年1月以来初の前年割れ。四半期でも同0.3%減と初のマイナスとなったが、DVD録再機は同6.4%増の36万3,000台のプラス成長だ。また、録再機の83%を占めるHDD内蔵型は、前年比16.8%増の30万1,000台で好調を維持している。再生機は、前年比16.3%減と4カ月連続のマイナス。なお、再生機の約4割がVHS一体型となっている。
《高柳政弘》

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