インテル、デュアルコアCPU「Pentium D」と対応チップセット「Intel 945G/P」を正式発表 | RBB TODAY
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インテル、デュアルコアCPU「Pentium D」と対応チップセット「Intel 945G/P」を正式発表

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Pentium D
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  •  インテルは27日、デュアルコアCPU「Pentium D」と、対応チップセット「Intel 945G」「Intel 945P」を正式に発表した。Pentium Dの製品ラインアップは、「Pentium D 840」「同830」「同820」の3種類。
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  •  インテルは27日、デュアルコアCPU「Pentium D」と、対応チップセット「Intel 945G」「Intel 945P」を正式に発表した。Pentium Dの製品ラインアップは、「Pentium D 840」「同830」「同820」の3種類。
 インテルは27日、デュアルコアCPU「Pentium D」と、対応チップセット「Intel 945G」「Intel 945P」を正式に発表した。Pentium DはメインストリームのデスクトップPC向けCPUで、ワークステーション向けのPentium Extreme Editionに次いで、同社2番目のデュアルコアとなる。

 Pentium Dの製品ラインアップは、「Pentium D 840」「同830」「同820」の3種類。動作周波数は、Pentium D 840が3.2GHz、830が3.0GHz、820が2.8GHzとなる。いずれも90nmプロセス技術を採用し、FSBは800MHz。2次キャッシュは、コアあたり1Mバイトで計2Mバイト。EM64Tに対応しているが、HTテクノロジーは省略されている。Pentium D 840/830は、改良版Speed Stepテクノロジー(EIST)を装備するが、同820では搭載されない。

 1,000個受注時の単価は、Pentium D 840が57,180円、830が34,090円、820が26,000円。チップセットの単価は、Intel 945Gが4,530円、Intel 945Pは4,100円となる。

 Intel 945G/Pチップセットは、FSBが800MHzと1,066MHzを、デュアルチャンネルのDDR2 667メモリをサポートした。PCI Express x1は2スロット増の6スロットに、シリアルATAは従来比2倍の3Gビット/秒となった。

 オプション設定のRAID機能は、従来の0と1に加え、新しく5と10をサポートした。

 Intel 945Gは、グラフィックス機能内蔵のチップセットで、それ以外のスペックはIntel 945Pと共通。Intel 945Gに採用されたグラフィックスコアは「Intel GMA 950」で、従来モデル(Intel GMA 900)比2倍のグラフィックス性能を持っているという。

 GMA950では、コアクロックが400MHzにアップ。ダイナミック デインターレースによるクリアな映像を追求しているほか、ディスプレイ解像度は、1,080i、720pをサポートした。

 同社代表取締役共同社長の吉田和正氏は、プレス向け発表会において、「これからのデジタルホームやデジタルオフィスでは、マルチユーザー、マルチタスクが基本だ。本日発表したPentium DがメインストリームデスクトップPC向けのデュアルコア製品で、今後は、デュアルコアまたはマルチコアプロセッサが主流になるだろう」と述べ、「インテルは、今後も引き続きプラットフォームレベルの性能向上や機能強化を推進していく」と意気込みを語った。
《高柳政弘》
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