米IDT、667MHz対応DDR2のR-DIMM向け制御チップセットやRVBを発表 | RBB TODAY

米IDT、667MHz対応DDR2のR-DIMM向け制御チップセットやRVBを発表

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 米IDTは11日、DDR2-667MHzのR-DIMM向け製品を発表した。製品ラインアップには、PLLクロックドライバやレジスタ製品のチップセットに加え、動作周波数が667MHzのDDR2に向けたレジスタバリデーションボード(RVB)が含まれている。なお、DDR2-667のRVBは、現在のJEDEC標準が定める業界の厳しい要求にかなう性能を確実に提供することを目指し、IDTがJEDECのバリデーションタスクグループの一員として開発したとしている。

 今回発表されたDDR2レジスタとPLLクロックドライバのチップセットは、動作周波数最大667MHzまで対応可能で、広いスペクトル耐性によりEMIを減らし、ミッションクリティカルなネットワークアプリケーションにおける、より高い信頼性を実現するという。

 PLLクロックドライバは、マザーボードからDIMM上のすべてのSDRAMへと入力されるクロック信号の同期に使われるもの。新製品では外付け部品が必要なく、動作電圧と温度範囲で周波数とデューティ・サイクルを維持しつつ、位相誤差、ダイナミック位相オフセット、スタティック位相オフセット、スキュー、ジッタを非常に小さく抑えるように最適化されている。

 一方のレジスタは、アドレス信号を駆動して1:1(25ビット)と1:2(14ビット)の構成をサポートすることで、1つのデバイスに対して複数のDIMM構成を可能にしている。また、非終端ラインでのスイッチング・ノイズの最小化により、優れたシグナル統合能力と性能を実現するIDT独自の「出力エッジ・コントロール回路」を提供し、DDR2 DIMMの負荷を最適化。さらに、低消費電力のスタンドバイ動作をサポートするため、低消費電力の要求が厳しいシステムでの使用にも最適だとしている。

 最終アプリケーションに非常に近い形の正確なテスト環境を実現するDDR2-667 RVBのおもな特徴は3点。1点目は、R-DIMMのプリ・レジスタ・アドレス・バスとポスト・レジスタ・アドレス・バスの解析を可能にし、最適性能を確実に実現するという点。

 2点目は、実際のスペックや最低値のアドレシングをシミュレートし、迅速で容易かつ正確なテストを実行している点。これにより、DIMM上でのレジスタの同時スイッチング動作のチェックを可能にし、正確なテストと解析ができるようになるという。

 3点目は、レジスタ・テストに加え、DIMM電圧や基準電圧、クロック速度、クロック信号とアドレス信号、そしてコントロール信号間のタイミング関係、といったテスト環境内におけるそのほかの要素を制御する機能を装備している点だとしている。
《村上幸治》
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