インテルのソフトウェア&ソリューションズ事業部は、ソフトウェア開発者向けのソフトウェア開発ツールと、およびその使い方のノウハウからトレーニングまでを包括的に提供するプログラム「インテル ソフトウェア・ネットワーク」を発表した。 インテル ソフトウェア・ネットワークの設立は、マルチコア・プロセッサ、仮想化、セキュリティ、マネージャビリティ、64ビットメモリ・アドレサビリティおよびマルチ・スレッディング向けのシリコン・テクノロジなど、インテルの数々のプラットフォーム革新技術の市場投入と同調して行なわれている。 このプログラムでは、ソフトウェア開発者がこうした新技術を活用しつつ製品を迅速に開発するための支援を提供する。初期段階として、マルチコア・アーキテクチャ、64ビット拡張機能、非常時接続型モバイル・アプリケーション、マネージャビリティの向上、およびその他先進技術に取り組むソフトウェア開発者に向けたツールおよびトレーニングを提供する。 インテル ソフトウェア・ネットワークへの参加は無料で、ソフトウェアの設計、開発、マーケティング、実装に携わる人であれば誰でもWebページから登録することにより、参加できる。 インテル ソフトウェア・ネットワークに含まれる、主なプログラム、サービス、および製品は以下のとおり。●インテル モバイル・プラットフォーム・ソフトウェア開発キット(SDK): モバイル・コンピューティング向けアプリケーションの開発を支援するSDK。このSDKは1,495ドルで販売されている。●マルチコア対応プログラム: 開発者がマルチコア・コンピューティング向けのアプリケーションに効果的に対応できるよう支援するプログラム。●インテル ソフトウェア開発ディスパッチ: ソフトウェア・ツール、詳細な技術情報、業界の指針などが含まれたCDやDVDを、ほぼ四半期ごとに、登録者向けに提供する。●エンタープライズ・デベロッパ・プログラム: エンタープライズ・アプリケーションの開発者のニーズに合わせたソフトウェア・リソースを提供するプログラム。●インテル ソフトウェア・カレッジ: 習熟したインストラクタが基礎から応用までスレッディング技術を教育するスレッディング・トレーニング・プログラムを含めた、多様なトレーニングを提供する。