米アドビ システムズは、2004年度第4四半期（2004年9月〜12月）および2004年会計年度（2003年11月29日〜2004年12月3日）の決算を発表した。第4四半期は、売上高が前年同期比20％増の4億2,950万ドルで、過去最高を達成。純利益は、同36％増の1億1,350万ドルとなった。 2004年度の売上高は、前年比29％増の16億6,700万ドルとなり、こちらも創立以来最高を記録した。純利益は、69％増の4億5,040万ドル。 同社の社長兼CEO（最高経営責任者）であるBruce Chizen（ブルース・チゼン）氏は、「今四半期の素晴らしい業績により、2004年度を目覚ましい業績で締めくくることができた。AcrobatやCreative Suite各製品への引き続き堅調な需要に加え、コンシューマー向け製品への強い需要を反映して、四半期ベースでは過去最高の売上を記録。さらに、本年度のインテリジェント ドキュメント分野のサーバビジネスにおいては、1億ドルを超える売上と、前年度比50％増の事業拡大を達成した。2005年度に計画されている新製品の発表と、われわれの前に広がる数多くの市場機会を考えれば、先日発表した2005年度の2桁増収という目標が十分達成可能であることを確信している」とコメントしている。
会計を重視しない経営者が多すぎる！業績アップは会計のしくみから
