松下、TV向けインターネットサービス「Tナビ」を拡充 | RBB TODAY
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松下、TV向けインターネットサービス「Tナビ」を拡充

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  •  松下電器産業は27日、TV向けインターネットサービス「Tナビ」で、実生活に役立つサービスを拡充するとともに、サポート体制の充実などに取り組み、利用者の拡大を図ると発表した。
  • チケットを購入できるようになったチケットぴあ
 松下電器産業は27日、デジタルTV向けインターネットサービス「Tナビ」で、実生活に役立つサービスを拡充するとともに、ポータルサイトの利便性向上、ナビゲーション機能の強化、サポート体制の充実などに取り組み、利用者の拡大を図ると発表した。

 Tナビは、松下電器が運営するポータルサイトと、各サービス提供事業者が運営する専用サイトとの連携で提供するインターネットサービス。

 同社eネット事業本部 本部長 木村純氏は、「Tナビを2003年5月に開始して以来、わずか14カ月で合計85社17ジャンル100サービスを達成した」とアピールした。

 また、木村氏は「2006年3月末には、300サービス100万台接続を目標とし、2006年のドイツのワールドカップサッカーの頃にはデジタルテレビがインターネットにつながっているのは当たり前という環境を作っていきたい。さらに、Tナビがすべてのデジタルテレビから利用できるナンバーワンTVインターネットポータルサイトを目指す」と今後の意気込みを語った。

 Tナビサービスの対応機器は、同社のほか、日本ビクター、パイオニア、三菱電機、日立製作所など、10社41機種のデジタルテレビおよびデジタルハイビジョンチューナーが販売されているとのことだ。

 Tナビの接続率は、同社のTナビ対応TV出荷台数の5〜7%。PC、プラズマ・液晶TV、デジカメ、DVDレコーダーなどデジタル家電機器の保有率の高いユーザーがTナビ利用者の中心となっているという。半面、PCを使い切れていない、若年層や中高年層にも今後のプロモーションを通じて、Tナビの利用を図っていくとしている。

 コンテンツの利用状況は、天気や地図、交通情報などの調べもの系コンテンツ、ニュース系コンテンツ、出前や宅配などのデリバリー系コンテンツなどの人気が高い。ほかにも、料理レシピ、旅行、ゲーム、占いなどの利用が多いという。

 Tナビサービスでは、朝・昼・夜の時間帯別にポータルサイトのトップ画面デザインが変わるようになったほか、チケットぴあのサイトでチケット購入できるようになるなど、コンテンツも拡充。また、カメラ付き携帯電話やPCからの画像ファイル送信に対応し、ナビゲーション機能も強化された。

 ユーザーサポートについては、Tナビ接続ヘルプダイヤル(TEL.0570-038-101)を10月1日〜2005年3月31日まで設置し、ブロードバンドユーザー、ダイヤルアップユーザー、インターネット未接続ユーザーの3タイプに分けることで、サポート体制の拡充を図ると説明した。
《高柳政弘》
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