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沖電気、モバイル機器向けの3軸加速度センサモジュールを開発

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沖電気、モバイル機器向けの3軸加速度センサモジュールを開発
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 沖電気工業は、モバイル機器向けに3軸加速度センサモジュール「ML8950」を開発した。

 このML8950では、加速度センサとコントロールモジュールを一体化したことで、デジタルインターフェイス回路を経由せず、CPUに直接接続できるようになっている。さらに、厚さは1.4mmで大きさは5mm×5mm程度と小型化されているのも特徴だ。

 最近では、地磁気センサを内蔵している携帯電話もある。しかし、携帯電話を持つ角度によって誤差が生じる可能性がある。また、ポータブルHDDオプレイヤーでは、落下によってディスクの損傷する恐れがある。

 これらの機器にこの3軸加速度センサを利用することで、先に挙げた問題が解決される。たとえば、ポータブルHDDプレイヤーでは、落下を感知し、衝撃を受ける前にHDDのヘッドをディスクから待避させることで損傷が防げるといった具合だ。

 同社は、モバイル機器のほかに、アミューズメントやセキュリティ関連製品向けに2004年10月にサンプル出荷し、2005年4月には量産出荷する計画だ。

3軸加速度センサモジュール「ML8950」
《安達崇徳》
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