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米トランスメタ、46%小型化したEfficeon TM8620を発表

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米トランスメタ、46%小型化したEfficeon TM8620を発表
  • 米トランスメタ、46%小型化したEfficeon TM8620を発表
 米トランスメタは2日、現行のCPUである「Efficeon TM8600」のパッケージサイズから46%小型化した「Efficeon TM8620」を発表した。

Efficeon TM8620

 同社のすべてのCPUは、プロセッサとノースブリッジ機能が1つの統合サーキットに集積されており、ノースブリッジ用のスペースが削られることで、ボードの省スペース化を実現できる。

 Efficeon TM8620のパッケージは、592ボールのOrganic Ball Grid Array(OBGA)で、ボールピッチは0.8mm。製造プロセスは0.13μmで、パッケージサイズは21×21mmとなる。256ビットのVLIWエンジンと、Code Morphingソフト(CMS)によりx86互換性を確保し、MMX、SSE、SSE2命令をサポート。CPUの動作クロックは超低電力での900MHz〜1,100MHzで、1Mバイトの2次キャッシュを内蔵した。DDR266とDDR333メモリ、AGP4×に対応。HyperTransport I/Oバスコントローラは400MHz。LongRun電力および熱管理技術が拡張されている。

 Efficeon TM8620は、Crusoe TM5800 1GHzおよびEfficeon TM8600と同じく、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)の0.13μm製造施設で製造する。現在顧客向けにサンプル出荷中。量産は2004年中頃を予定している。
《高柳政弘》
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