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| Iceboxのブースは洒落たキッチンを模したブース | 「Flipscreen」はすでに2,299ドルで発売中 |
その手始めとしてデスクトップならぬ「Icebox CounterTop」を今年の8月に発売する。「Icebox CounterTop」は、白いホーローのような塗装が印象的な一体型のキッチン用PCだ。先行の「Icebox FlipScreen」と同様、タッチパネル式の12インチLCDモニタで、インターネットに接続できるほか、テレビやFMラジオ、DVD、CDプレイヤーとしても使える。家庭内に設置したWebカメラを使って、幼児のようすをモニタリングすることもできる。付属のキーボードはワイヤレスで水で洗うことができる。Windows CE.NET、ナショナルセミコンダクターのGeode CPU SC3200を搭載。
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| 「Countertop」は1,800ドルで今夏登場予定 | ウォッシャブルなキーボード |
「Icebox FlipScreen」「Icebox CounterTop」は、現在はキッチン内のエンターテインメントセンターとしての位置付けだが、「Beyond」構想によれば、今後あらゆるホームアプライアンスを統合するホームネットワークセンターとして進化する予定だ。AV機器はもちろん、照明、セキュリティ機器、医療機器、家電などがIceboxPCのもとに管理される。
今回は、台所における情報家電のプロトタイプが展示されていた。たとえば、電子レンジやパンメーカーにはスキャナが付いている。これでケーキミックスなどのパッケージのバーコードをスキャンすれば、膨大なレシピを照合して最適な温度と時間で自動的に調理してくれるというものだ。
ほかにもコーヒーメーカーに1週間分の「コーヒーを飲む予定」をプログラムしておけば、スケジュールどおりに淹れたてのコーヒーが飲める、などアイデアはさまざまだ。
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| 食品パッケージのバーコードをスキャンして最適な調理をする電子レンジ | コーヒーメーカーは1週間分の予定に合わせて淹れたてが飲める |
（山本玲）
